【フュージョン(3977)】BtoB・ITサービス拡大で黒字転換|売上高28.0%増
フュージョンの2027年2月期中間期は、売上高が前年同期比28.0%増となり、営業損益は前年の赤字から1億22百万円の黒字へ転換しました。とくにBtoB領域とITサービスが大きく伸びています。
単に仕事量を増やしたのではなく、直接的な顧客価値を生む業務へ時間を振り向け、外注費を含むコスト構造を見直しました。売上成長と生産性改善が同時に進んだ点が今回のポイントです。

BtoB・ITサービスの拡大と生産性改善で黒字転換
| 項目 | 今回 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 9億4百万円 | 28.0%増 |
| 営業利益 | 1億22百万円 | 前年は42百万円の赤字 |
| 経常利益 | 1億22百万円 | 前年は43百万円の赤字 |
| 純利益 | 1億6百万円 | 前年は44百万円の赤字 |
BtoB売上は85.2%増、ITサービスが成長をけん引
BtoC領域の売上高は5億21百万円で4.4%増でした。一方、BtoB領域は3億82百万円で85.2%増と大きく伸びています。
なかでもITサービスは1億98百万円で81.9%増となりました。顧客のマーケティング施策を支えるシステムやデータ活用支援が、売上の成長源になっています。
業務配分と外注費の見直しで利益率が改善
総稼働時間は前年同期と大きく変わりませんでしたが、顧客価値へ直結する業務の比率を高めました。あわせて外注費などのコスト構造を見直し、粗利を確保しやすい体制へ変えています。
営業キャッシュフローも前年の21百万円のマイナスから1億54百万円のプラスへ改善しました。会計上の黒字だけでなく、現金の創出も伴っています。
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通期予想と配当を確認
| 項目 | 会社予想 | 前期比・状況 |
|---|---|---|
| 売上高 | 16億50百万円 | 10.7%増 |
| 営業利益 | 33百万円 | 94.8%増 |
| 純利益 | 25百万円 | 会社予想据え置き |
通期予想は据え置かれています。中間期の営業利益はすでに通期予想を上回っていますが、下期の費用や案件構成を考慮し、会社は現時点で修正していません。
配当予想は無配です。まずは黒字を継続し、利益とキャッシュを安定して積み上げられるかが先になります。
今後の注目ポイント
中間期の利益が通期予想を上回っているため、次回は通期見通しが修正されるかが注目点です。ただし、上期だけの案件計上や下期の先行費用があれば単純な年率換算はできません。
BtoB・ITサービスの高い伸びが継続するかも重要です。売上規模がまだ小さいため、数件の案件で増減率が大きく動きやすい点には注意が必要でしょう。
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まとめ
フュージョンはBtoB・ITサービスの拡大に加え、同じ稼働時間から生み出す価値を高めることで黒字転換しました。通期予想を上回る上期利益を一過性で終わらせず、継続的な収益構造へ変えられるかが次の焦点です。
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