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【HENNGE(4475)】ARR16%増・解約率0.30%で成長継続で営業利益17%増!

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HENNGE(4475)は2026年8月4日に、2026年9月期第3四半期決算を発表しました。

売上高は前年同期比17.1%増の93.9億円、営業利益は同17.4%増の18.5億円となり、増収増益を達成しました。さらに、HENNGEの成長性を判断するうえで重要なARRは16.7%増の125.2億円まで拡大しています。

今回の決算で特に注目したいのは、売上・利益の増加だけでなく、ARRの成長と解約率の改善が同時に進んでいる点です。直近12カ月の平均月次解約率は0.30%と、前年同期の0.36%から改善しました。また、契約企業数は3,881社、契約ユーザー数は314万9,361人まで増加しています。

一方で、今回の決算では通期業績予想の上方修正はありませんでした。会社は第3四半期まで通期見通しに沿って進捗しており、第4四半期も見通しどおりに推移すると判断しています。そのため、2026年9月期の業績予想は据え置かれています。

この記事では、HENNGEの2026年9月期第3四半期決算の内容や、営業利益17%増となった理由、ARRが16%増加した背景、解約率0.30%の意味、通期業績予想を据え置いた理由、今後の注目ポイントについて分かりやすく解説します。

この記事で分かること
  • HENNGEの2026年9月期第3四半期決算のポイント
  • 営業利益17.4%増となった業績の状況
  • ARR16.7%増・解約率0.30%となった理由
  • 通期業績予想を据え置いた理由
  • 今後のARR成長と通期業績の注目ポイント
まずは事業内容を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
【HENNGE(4475)は何の会社?】HENNGE Oneの強みとクラウドセキュリティ事業をわかりやすく解説
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営業利益17%増!2026年9月期第3四半期決算を解説

HENNGEの2026年9月期第3四半期決算は、売上高・営業利益ともに2桁成長を維持する増収増益となりました。

特に、営業利益だけでなくARRも大きく伸びており、継続的な収益の積み上げが進んでいることが確認できます。

業績概要

項目2026年9月期第3四半期前年同期比
売上高93.9億円+17.1%
営業利益18.5億円+17.4%
経常利益18.6億円+15.3%
親会社株主に帰属する純利益13.6億円+28.7%

売上高は前年同期比17.1%増の93.9億円、営業利益は同17.4%増の18.5億円となりました。経常利益も15.3%増の18.6億円となり、本業の成長を示す営業利益が2桁増益を維持しています。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は28.7%増の13.6億円と、営業利益を上回る伸びとなりました。

今回の決算では、利益率も大きく崩れていません。売上総利益率は86.4%となり、前年同期の86.2%から0.2ポイント改善しました。高い収益性を維持しながら売上を拡大している点も、今回の決算を評価するうえで重要です。

ARRは16.7%増の125.2億円へ

今回の決算で最も注目したい指標がARRです。

HENNGEのARRは前年同期の107.3億円から、2026年9月期第3四半期には125.2億円まで増加しました。前年同期比では16.7%増となっています。

ARRは、期末時点の月額利用料金をもとに、翌期以降も継続的に売上へ積み上がる可能性が高い年間契約金額を示す指標です。HENNGEでは、期末月のMRRを12倍して算出しています。

そのため、今回のARR16.7%増は、足元の売上が増えただけではなく、今後の収益につながる契約が着実に積み上がっていることを示しています。

契約企業数・ユーザー数も拡大

ARRの成長を支えているのが、契約企業数と契約ユーザー数の増加です。

2026年9月期第3四半期の契約企業数は3,881社、契約ユーザー数は314万9,361人となりました。前年同期は契約企業数3,290社、契約ユーザー数270万3,760人だったため、顧客基盤そのものが拡大しています。

つまり今回の決算は、「利益が増えた」だけではなく、「将来の売上につながる契約基盤も拡大している」ことがポイントです。

解約率は0.30%まで改善

もう一つ重要なのが解約率です。

直近12カ月の平均月次解約率は0.30%となり、前年同期の0.36%から改善しました。

ARRが増加している一方で解約率も改善しているため、顧客を増やしながら既存顧客も維持できている状況です。

SaaS企業の成長性を見る場合、売上高や営業利益だけでなく、こうした継続収益に関わる指標を確認することが重要です。

今回のHENNGEの決算は、売上高17.1%増、営業利益17.4%増という増収増益に加え、ARR16.7%増、解約率0.30%という内容でした。業績と継続収益の両面で成長が続いていることが確認できる決算といえるでしょう。

ARR16%増・解約率0.30%!HENNGEの成長が続いている理由を分析

HENNGEの2026年9月期第3四半期決算を評価するうえで重要なのは、営業利益が17.4%増加したことだけではありません。ARRが16.7%増加し、契約企業数・契約ユーザー数も拡大する一方、平均月次解約率は0.30%まで改善しています。

つまり、今回の決算は「売上や利益が増えた」というだけでなく、継続的な収益につながる顧客基盤を拡大しながら、既存顧客も維持できていることがポイントです。

ARRは前年同期比16.7%増

HENNGEのARRは、前年同期の107.3億円から125.2億円まで拡大しました。前年同期比では16.7%増となっています。

ARRは、HENNGEが継続的に契約している顧客から得られる年間の収益規模を見るための重要な指標です。

今回、売上高が17.1%増加するのとほぼ同じペースでARRも16.7%増えていることから、足元の売上成長だけに依存しているわけではなく、継続収益の積み上げが続いていることが分かります。

特にSaaS企業では、契約を積み上げることで翌期以降の売上につながるため、ARRの伸びを継続できるかどうかが中長期的な成長性を判断するうえで重要になります。

契約企業数とユーザー数も拡大

ARRの成長を支えているのが、契約企業数と契約ユーザー数の増加です。

2026年9月期第3四半期の契約企業数は3,881社、契約ユーザー数は314万9,361人となりました。前年同期は契約企業数3,290社、契約ユーザー数270万3,760人だったため、企業数・ユーザー数ともに着実に増加しています

これは、HENNGEの成長が単純な単価上昇だけによるものではなく、顧客基盤そのものを拡大しながら進んでいることを示しています。

ARRの増加と契約企業・ユーザー数の増加が同時に進んでいる点は、今回の決算を評価するうえで重要なポイントです。

解約率は0.30%まで改善

さらに注目したいのが、平均月次解約率です。

直近12カ月の平均月次解約率は0.30%となり、前年同期の0.36%から改善しました。

ARRを増やしても既存顧客の解約が増えてしまえば、継続的な成長は難しくなります。しかしHENNGEは、契約企業数やユーザー数を増やしながら、解約率も改善しています。

したがって今回の決算は、「新規顧客を増やす」+「既存顧客を維持する」という両面で成長していることが評価ポイントになります。

高い収益性を維持しながら成長

利益面でも、成長の質を確認できます。

第3四半期累計の売上総利益率は86.4%で、前年同期の86.2%から0.2ポイント改善しました。売上高が17.1%増加する中でも、売上総利益率は高水準を維持しています。

営業利益も18.5億円となり、前年同期比17.4%増です。売上成長に合わせて利益も伸びていることから、成長と収益性を両立している決算といえます。

好決算でも通期業績予想は据え置き

一方で、今回の決算では通期業績予想の上方修正はありませんでした。

会社は2026年9月期の売上高128.3億円、営業利益20.6億円、経常利益20.7億円、親会社株主に帰属する当期純利益16.0億円という従来予想を据え置いています。第3四半期までの進捗は通期見通しに沿っており、第4四半期も見通しに沿って推移すると判断しています。

ここは今回の決算で読者が気になるポイントでしょう。

「営業利益17%増なのに、なぜ上方修正しないのか?」という疑問が出てきます。

しかし、今回の据え置きは業績が悪化しているためではありません。会社は第3四半期までの実績を通期計画に沿った進捗と判断しており、現時点では計画を変更する必要がないと見ています。

さらに会社は、短期的な営業利益率の水準にこだわりすぎず、将来への投資を積極的に行いながらARRを積み上げていく方針を示しています。

そのため、HENNGEを評価する際には、目先の利益率だけではなく、ARRが今後どこまで成長するのかを見ることが重要です。

今回の第3四半期決算は、営業利益17.4%増に加えてARR16.7%増、契約企業・ユーザー数の拡大、解約率0.30%への改善が確認されました。継続収益を積み上げながら成長するHENNGEの強みが、今回の決算にも表れた内容といえるでしょう。

今後の注目ポイントは?ARR成長と通期業績予想の達成がカギ

HENNGEの2026年9月期第3四半期決算では、売上高・営業利益ともに2桁成長を維持し、ARRも16.7%増加しました。さらに、解約率は0.30%まで改善しており、業績と継続収益の両面で堅調な成長が続いています

一方、通期業績予想は据え置かれています。今後は、現在の成長ペースを維持しながら通期計画を達成できるか、そしてARRをどこまで積み上げられるかが重要になります。

通期業績予想に対する進捗率は高水準

2026年9月期の通期業績予想は、売上高128.3億円、営業利益20.6億円、経常利益20.7億円、親会社株主に帰属する当期純利益16.0億円です。第3四半期累計では、売上高93.9億円、営業利益18.5億円、経常利益18.6億円、親会社株主に帰属する四半期純利益13.6億円となっています。

項目通期予想3Q累計実績進捗率
売上高128.3億円93.9億円約73.1%
営業利益20.6億円18.5億円約90.1%
経常利益20.7億円18.6億円約89.6%
純利益16.0億円13.6億円約85.3%

特に営業利益は、第3四半期終了時点で通期予想の約90%まで進んでいます

ただし、ここから「通期予想を大幅に上振れする」と判断するのは早いでしょう。会社は通期業績予想を変更しておらず、第4四半期も当初の見通しに沿って推移するとしています。

したがって、まずは現在の通期計画を確実に達成できるかが重要なポイントになります。

第4四半期は通期計画達成が焦点

通期予想と第3四半期累計実績を比較すると、第4四半期に必要となる売上高は約34.4億円です。営業利益については約2.0億円を確保すれば通期予想に届く計算になります。

第3四半期までの営業利益が18.5億円まで積み上がっていることを考えると、通期営業利益20.6億円の達成に向けた進捗は順調です。

一方、売上高については第4四半期に34億円程度を積み上げる必要があります。そのため、次回決算では第4四半期の売上成長がどこまで伸びたのかを確認する必要があります。

ARR16%増を今後も維持できるか

中長期的に最も注目したいのはARRです。

今回のARRは125.2億円で、前年同期比16.7%増となりました。契約企業数も3,881社、契約ユーザー数も314万9,361人まで増加しています。

HENNGEは会社方針として、短期的な営業利益率の水準にこだわりすぎず、将来への投資を積極的に行いながらARRを積み上げていく考えを示しています。

そのため、今後の決算では営業利益率だけを見るのではなく、投資によってARR成長が加速しているかを確認することが重要です。

仮に利益率が多少変動しても、ARRが高い成長率を維持し、契約企業数やユーザー数が増加しているのであれば、中長期の成長投資として評価できる可能性があります。

解約率0.30%を維持できるかにも注目

もう一つ重要なのが解約率です。

第3四半期の直近12カ月平均月次解約率は0.30%で、前年同期の0.36%から改善しました。

ARRを増やすためには新規契約の獲得だけでなく、既存顧客を長期間維持することも重要です。

そのため、今後もARR成長率と解約率をセットで確認することがポイントになります。

今回の決算では、ARR16.7%増と解約率0.30%という組み合わせが確認できました。今後もこの状態を維持できれば、HENNGEの継続収益基盤はさらに強固になっていくでしょう。

成長投資と利益成長のバランスが今後の焦点

HENNGEは今後、短期的な利益率だけを追うのではなく、将来のARR拡大につながる投資を進める方針です。

そのため、今後の決算では「営業利益が何%増えたか」だけではなく、投資によってどれだけ契約基盤とARRを拡大できたかを見る必要があります。

今回の第3四半期決算は、営業利益17.4%増、ARR16.7%増、解約率0.30%と、非常にバランスの取れた成長を示しました。

今後は、通期業績予想を達成したうえでARR成長を維持できるかが、HENNGEの企業価値を判断するうえで重要なポイントになりそうです。

まとめ

HENNGE(4475)の2026年9月期第3四半期決算は、営業利益17.4%増の増益を確保しながら、ARRも16.7%増加する堅調な決算となりました。売上高は93.9億円、営業利益は18.5億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は13.6億円となっています。

今回特に評価したいのは、ARR125.2億円、前年同期比16.7%増という継続収益の成長です。契約企業数は3,881社、契約ユーザー数は314万9,361人まで増加しており、顧客基盤も拡大しています。さらに、直近12カ月の平均月次解約率は0.30%と前年同期の0.36%から改善しました。

一方、今回の決算では通期業績予想を据え置いています。2026年9月期は売上高128.3億円、営業利益20.6億円、純利益16.0億円を見込んでおり、第3四半期時点で営業利益の進捗率は約90%まで到達しています。

そのため、今後の最大のポイントは、第4四半期で通期計画を達成できるかどうかです。加えて、会社は短期的な営業利益率にこだわりすぎず、将来への投資を進めながらARRを積み上げる方針を示しています。今後は営業利益だけを見るのではなく、ARR成長率と解約率を維持しながら、どこまで継続収益を拡大できるかに注目したいところです。

今回の決算をまとめると、HENNGEは「利益成長」「ARR成長」「低い解約率」を同時に維持しており、SaaS企業として堅調な成長を続けています。通期業績予想の上方修正こそありませんでしたが、計画に沿った進捗であり、現時点では大きな懸念材料とは言いにくいでしょう。

今後は、通期業績予想の達成に加えて、ARR16%前後の成長を継続できるかが重要です。ARRを積み上げながら利益成長につなげられるかが、HENNGEの中長期的な企業価値を判断するうえでのポイントになりそうです。

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事業内容は下記の記事で解説しています。
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本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

ABOUT ME
双樹
双樹
保全士・制御系エンジニア
FIREを目指して株式投資に挑戦し、学びをブログで発信中。

学生時代に取得した機械保全技能検定と第二種電気工事士を活かし、リーマンショック期に保全職として就職。
アベノミクス期に装置メーカーへ転職し制御設計を経験。
コロナ禍では工場勤務に転職し機械や設備の保守・点検やシステム導入に携わっています。

資格
●機械保全技能検定(電気系保全作業)
●第二種電気工事士
●エネルギー管理士
●2級ボイラー技士
●乙種第4類危険物取扱者
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