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決算分析【ネクステージ(3186)】中古車販売好調で利益急回復

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ネクステージの2026年11月期第1四半期決算は、売上高・利益ともに大幅増加となりました。
中古車販売台数の増加に加え、買取強化や大型店出店が進み、利益率も大きく改善しています。

この記事で分かること

  • ネクステージの2026年11月期第1四半期決算内容
  • 業績が大幅回復した理由
  • 地域別販売状況
  • 今後の株価上昇要因とリスク
  • 今後の見通し
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2026年11月期第1四半期決算概要

ネクステージの2026年11月期第1四半期は、売上高・利益ともに大幅増となりました。
特に営業利益は前年同期比182.6%増と急回復しており、前期までの利益低迷から脱した形です。

項目2026年11月期1Q前年同期比
売上高1,810億69百万円+25.0%
営業利益60億24百万円+182.6%
経常利益57億54百万円+197.3%
純利益39億62百万円+252.2%
販売台数115,879台+13.1%

営業利益率も前年の1.5%程度から3.3%前後まで改善しており、利益率の回復が今回の決算で最も大きなポイントです。

業績が急回復した理由

中古車販売台数が増加

国内中古車市場は回復基調にあり、2025年12月~2026年2月の国内中古車登録台数は前年同期比101.2%となりました。
その中でネクステージの販売台数は115,879台と前年同期比13.1%増となっており、市場平均以上の成長を実現しています。

大型店とSUV特化店の出店

第1四半期では総合店として岸和田店、SUV特化店としてSUV LAND豊橋を出店しました。
さらに買取単独店として上田店も出店しており、販売と買取の両面で拠点網を拡大しています。

店舗数は前年同期の345店舗から357店舗へ増加しました。

  • 拠点数:244拠点
  • 店舗数:357店舗
  • 中古車販売事業:302店舗
  • 新車販売事業:55店舗

出店拡大によって販売台数が増えたことに加え、スケールメリットが利益改善につながったと考えられます。

買取強化による利益率改善

ネクステージは中古車販売だけではなく、買取・整備・保証・保険・ローンなど周辺サービスも収益源です。
特に買取比率が高まると仕入れコストを抑えられるため、利益率改善につながります。

今回の決算では営業利益が182.6%増となっているため、販売台数増加だけではなく、粗利率改善も寄与していると考えられます。

地域別では関東と九州が好調

地域別では関東甲信越、東海北陸、九州沖縄が特に好調でした。

地域売上高前年同期比
北海道東北204億円+20.5%
関東甲信越517億円+29.8%
東海北陸538億円+21.4%
関西216億円+20.8%
中国四国117億円+28.0%
九州沖縄215億円+30.3%

特に九州沖縄地方は前年同期比30.3%増と高い伸びを見せています。
関東甲信越も出店拡大の影響で29.8%増となっており、主要地域で強い成長が続いています。

財務面はやや借入依存が強い

業績自体は好調ですが、借入金依存がやや強い点には注意が必要です。

短期借入金は154億円まで増加しており、商品在庫も912億円まで積み上がっています。
大型店出店や在庫拡大が成長を支えている一方で、中古車市況が悪化した場合には在庫評価損や利益率低下につながる可能性があります。

また、2026年3月には200億円の新規借入契約も締結しています。
今後も積極出店を継続する方針と考えられますが、借入負担が増える局面では財務リスクも意識する必要があります。

今後の見通し

会社側は通期予想を据え置いています。

項目通期予想前期比
売上高6,840億円+4.9%
営業利益240億円+22.5%
経常利益226億円+22.3%
純利益150億円+17.1%

第1四半期の進捗率は営業利益ベースで25%を超えており、今後も中古車需要が堅調なら上振れ余地は十分あります。
一方で、中古車価格の下落や金利上昇、在庫負担増加はリスク要因です。

まとめ

ネクステージの2026年11月期第1四半期決算は、中古車販売台数の増加と出店拡大により大幅増益となりました。

特に注目ポイントは下記です。

  • 売上高25.0%増
  • 営業利益182.6%増
  • 純利益252.2%増
  • 販売台数13.1%増
  • 店舗数357店舗まで拡大
  • 買取強化と大型店出店で利益率改善

中古車市況が堅調なら、今後も業績拡大が続く可能性があります。
一方で、借入金依存や在庫増加には注意が必要です。

本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

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双樹
双樹
保全士・制御系エンジニア
FIREを目指して株式投資に挑戦し、学びをブログで発信中。

学生時代に取得した機械保全技能検定と第二種電気工事士を活かし、リーマンショック期に保全職として就職。
アベノミクス期に装置メーカーへ転職し制御設計を経験。
コロナ禍では工場勤務に転職し機械や設備の保守・点検やシステム導入に携わっています。

資格
●機械保全技能検定(電気系保全作業)
●第二種電気工事士
●エネルギー管理士
●2級ボイラー技士
●乙種第4類危険物取扱者
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