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決算分析【京進(4735)】株価急騰の理由は?保育・介護と日本語学校が成長

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京進の株価が決算発表後に上昇しました。

一見すると純利益は弱く見えますが、市場は来期の利益回復や配当強化、保育・介護、日本語学校の成長を評価した可能性があります。

この記事で分かること

  • 京進の2026年2月期決算内容
  • 株価急騰の理由
  • 事業別の好調要因
  • 来期業績予想
  • 今後の注目ポイント
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2026年2月期決算概要

京進の2026年2月期は、決算期変更による9か月の変則決算でした。

そのため前年との単純比較はできませんが、会社側が参考として開示している9か月ベースでは、営業利益と経常利益が増加しています。

項目2026年2月期調整後前年同期比
売上高202億86百万円+2.7%
営業利益4億81百万円+6.6%
経常利益4億70百万円+39.7%
純利益69百万円▲63.3%

純利益は減少していますが、これは拠点統廃合や減損損失229百万円を計上した影響が大きく、一時的な要因と考えられます。

株価急騰の理由

今回の決算で市場が評価したのは、今期の数字よりも来期予想です。

京進は2027年2月期について、通常の12か月決算に戻ることに加え、大幅増益を予想しています。

項目2027年2月期予想
売上高285億5百万円
営業利益7億85百万円
経常利益5億58百万円
純利益2億円
1株利益26.05円

営業利益は4億81百万円から7億85百万円へ、純利益は69百万円から2億円へ大幅増益見通しです。

また、配当方針についても、1株当たり5円の下限配当と連結配当性向30%を掲げています。

2026年2月期配当は5円、2027年2月期予想は7.81円となっており、株主還元強化も好感された可能性があります。

学習塾事業は利益率改善

学習塾事業は売上高が微減となったものの、利益は増加しました。

項目2026年2月期調整後前年同期比
売上高77億10百万円▲1.0%
セグメント利益13億26百万円+6.0%

少子化で市場が縮小する中でも、不採算校舎の統廃合や成長エリアへの集中が進み、利益率改善につながっています。

従来の対面指導に加え、デジタル教材を組み合わせたハイブリッド型教育を進めている点も評価できます。

日本語学校事業が拡大

語学関連事業は売上が増加しました。

項目2026年2月期調整後前年同期比
売上高33億36百万円+2.5%
セグメント利益25百万円▲74.0%

国内の日本語学校では留学生の受け入れが順調に進んでいます。

一方で、海外拠点はオーストラリアの留学生受け入れ制限の影響を受け、利益は減少しました。

ただし、国内では「認定日本語教育機関」制度への移行が進んでおり、運営品質の高い学校にシェアが集まりやすくなっています。

京進は国内最大級の日本語学校ネットワークを持つため、中長期では追い風になる可能性があります。

保育・介護事業が全体を牽引

保育・介護事業は京進の成長ドライバーとなっています。

項目2026年2月期調整後前年同期比
売上高92億74百万円+6.0%
セグメント利益3億3百万円+10.1%

介護事業では、2025年10月に買収したリンクハートが寄与しました。

また、既存施設の高い入居率も売上拡大につながっています。

保育事業では、「小1の壁」に対応する学童クラブ需要が高く、今後も成長が期待できます。

京進は教育だけでなく、保育・介護・学童まで広げることで、少子化に強い事業構成へ変化しています。

今後の注目ポイント

京進は今後、以下の分野を成長領域として強化する方針です。

  • 日本語学校の拡大
  • 外国人材支援
  • 学童事業
  • 介護事業のM&A
  • DXによる効率化
  • 不採算校舎の整理

特に日本語学校、保育、介護は社会課題と直結する分野であり、今後も需要が伸びやすいと考えられます。

まとめ

京進の2026年2月期決算は、純利益こそ弱かったものの、営業利益や経常利益は改善していました。

市場は一時的な減損よりも、来期の大幅増益予想や配当強化、保育・介護、日本語学校の成長を評価した可能性があります。

今後は、塾会社というよりも、教育・保育・介護・外国人支援を手掛ける「一生支援企業」として注目されそうです。

本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

京進は塾以外にも保育・介護・日本語学校を展開しています。詳しい事業内容は以下の記事をご覧ください。

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ABOUT ME
双樹
双樹
保全士・制御系エンジニア
FIREを目指して株式投資に挑戦し、学びをブログで発信中。

学生時代に取得した機械保全技能検定と第二種電気工事士を活かし、リーマンショック期に保全職として就職。
アベノミクス期に装置メーカーへ転職し制御設計を経験。
コロナ禍では工場勤務に転職し機械や設備の保守・点検やシステム導入に携わっています。

資格
●機械保全技能検定(電気系保全作業)
●第二種電気工事士
●エネルギー管理士
●2級ボイラー技士
●乙種第4類危険物取扱者
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