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GX関連株まとめ|脱炭素・再生可能エネルギーで注目される日本株と今後の成長分野を解説

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GX(グリーントランスフォーメーション)は、日本政府が推進する脱炭素政策や世界的なエネルギー転換を背景に、中長期で注目される投資テーマです。

近年は再生可能エネルギーの導入拡大だけでなく、生成AIやデータセンターの普及による電力需要の増加も追い風となり、送配電設備や蓄電池、パワー半導体など幅広い分野で設備投資が進んでいます。

そのため、GX関連株は発電事業者だけではなく、重工メーカーや電力インフラ企業、半導体メーカーなど、多様な企業が恩恵を受けるテーマへと広がっています。

本記事では、GX市場で注目したい分野と関連株をテーマ別に紹介します。

この記事で分かること
  • GX関連株が注目される理由
  • GX市場で成長が期待される分野
  • 注目のGX関連株
  • 投資する際のポイント
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GX関連株が注目される理由

GX関連株が注目される理由は、脱炭素政策だけではなく、電力需要そのものが拡大しているためです。

以前はGXといえば、太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギー関連企業が中心でした。しかし現在では、AIの急速な普及によってデータセンターの建設が世界中で進み、大量の電力を安定して供給するための設備投資が拡大しています。

その結果、送配電設備や系統用蓄電池、電力制御に欠かせないパワー半導体など、GX市場の裾野は大きく広がりました。

つまり現在のGX関連株は、「環境関連株」という枠を超え、日本のインフラ投資や産業政策を支える成長テーマとして注目されています。

なお、GXの概要や政策について詳しく知りたい方は、「GXとは」の記事で詳しく解説しています。

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GX市場が拡大する背景

GX市場が成長している背景には、複数の要因があります。

まず、日本政府は2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギーや水素、蓄電池などへの投資を後押ししています。GX経済移行債の発行などを通じて、民間企業による設備投資も活発化しています。

また、生成AIの普及によってデータセンターの新設や増設が世界中で進んでおり、電力需要は今後も増加すると予想されています。そのため、発電設備だけではなく、送配電設備や電力制御システムへの投資も拡大しています。

さらに、日本はエネルギー資源の多くを海外からの輸入に依存しているため、エネルギー安全保障の観点からも再生可能エネルギーの導入拡大が重要視されています。

GXは環境対策だけでなく、日本の産業競争力を高める国家戦略として位置付けられており、中長期で成長が期待されるテーマです。

GX関連株一覧

GX関連株は、発電事業者だけではなく、電力を支えるさまざまな分野に広がっています。

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GX関連株を分析する際は、企業がどの分野で競争力を持っているのかを把握することが重要です。発電事業を展開する企業と電力インフラを支える企業では、成長要因や収益構造が異なるため、それぞれの特徴を理解したうえで投資判断を行う必要があります。

再生可能エネルギー関連株

再生可能エネルギーは、GX市場を支える中核分野です。太陽光発電や風力発電、水力発電、バイオマス発電などの発電設備に加え、近年は系統用蓄電池やPPA(電力購入契約)、ペロブスカイト太陽電池といった新しい技術やサービスにも注目が集まっています。

また、生成AIやデータセンターの普及によって世界的な電力需要が増加していることも、市場拡大を後押しする要因です。発電設備だけでなく、電力を効率よく供給・管理する周辺分野への投資も活発化しており、関連企業の事業領域は年々広がっています。

再生可能エネルギーは今後もGX政策の中心テーマであり、中長期で注目したい分野の一つです。

再生可能エネルギー関連株や市場動向については、下記の記事で詳しく解説しています。
再生可能エネルギー関連株まとめ|GX・脱炭素で注目される日本株と今後の成長分野を解説
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重工・原子力関連銘柄

GXでは、再生可能エネルギーだけではなく、水素やアンモニア、原子力、CCUS(CO₂回収・有効利用・貯留)などの次世代エネルギー分野への投資も進んでいます。

こうした分野では、高度な技術力と大規模なプラント建設能力を持つ重工メーカーが重要な役割を担っています。日本企業の中でも、三菱重工業とIHIはGX市場を代表する企業として注目されています。

三菱重工業(7011)|GXを代表する総合インフラ企業

三菱重工業は、原子力発電設備や水素製造設備、アンモニア利用技術、CCUSなど幅広いGX関連事業を展開しています。

さらに、ガスタービンコンバインドサイクル(GTCC)発電やエネルギーインフラ事業でも高い競争力を持っており、日本のエネルギー政策を支える中核企業の一つです。

GX市場全体の拡大による恩恵を受けやすい代表的な企業として、中長期で注目されています。

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IHI(7013)|次世代エネルギー分野で期待される重工メーカー

IHIは航空エンジン事業で培った高い技術力を活かし、水素やアンモニア利用技術、原子力関連設備などGX分野への取り組みを強化しています。

また、カーボンニュートラル社会の実現に向けたエネルギー関連設備への投資を積極的に進めており、日本を代表する重工メーカーとして存在感を高めています。

中長期でGX市場の成長を取り込める企業として期待されています。

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電力インフラ関連銘柄

再生可能エネルギーの導入が進むほど、送配電設備や電力制御システムなど電力インフラの重要性は高まります。

また、生成AIやデータセンターの普及によって電力需要が増加していることから、発電設備だけではなく、電力を安定供給するための設備投資も拡大しています。

こうした流れを背景に、電力インフラを支える企業にも注目が集まっています。

東光高岳(6617)|送配電設備とEV充電設備を展開

東光高岳は、送配電設備や変圧器、EV急速充電器などを手掛ける電力インフラ企業です。

再生可能エネルギーの導入拡大に加え、AIやデータセンターの普及による電力需要の増加を背景に、送配電設備への投資は今後も拡大が期待されています。

GX市場を支えるインフラ関連企業として、中長期で注目したい銘柄です。

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デジタルグリッド(350A)|電力DXを支える注目企業

デジタルグリッドは、再生可能エネルギー由来の電力を企業間で直接取引できるプラットフォームを提供しています。

PPA(電力購入契約)を活用した電力取引サービスを展開しており、GXとDXを融合したビジネスモデルが特徴です。

再生可能エネルギーの利用拡大と企業の脱炭素経営を支える存在として、今後の成長が期待されています。

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横河電機(6841)|エネルギーマネジメントを支える制御システム企業

横河電機は、発電所や工場向けの制御システムやエネルギーマネジメントシステムを提供しています。

設備の運転効率向上やエネルギー消費の最適化を支える技術に強みを持ち、GXやプラントDXの分野でも存在感を高めています。

再生可能エネルギーの導入拡大や電力インフラの高度化が進む中で、GX市場の成長による恩恵が期待される企業です。

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パワー半導体関連株

パワー半導体は、電力を効率よく変換・制御するために欠かせない半導体です。電気を「つくる・ためる・運ぶ・使う」というすべての工程で利用されており、GX市場を支える基盤技術として注目されています。

近年は、EVや再生可能エネルギー設備だけでなく、生成AIの普及によるデータセンターの増設や電力インフラの高度化を背景に、パワー半導体の需要が急速に拡大しています。また、省エネルギー性能の向上にも大きく貢献することから、カーボンニュートラルの実現に向けた重要な技術の一つとされています。

今後もGX市場の拡大とともに、パワー半導体関連企業への投資や技術開発はさらに活発になると考えられます。

注目企業や市場動向については、「パワー半導体関連株まとめ」で詳しく解説しています。
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GX関連株を見るポイント

GX関連株を分析する際は、「GX」というテーマだけで投資判断を行わないことが重要です。GX市場には発電事業者、重工メーカー、電力インフラ企業、半導体メーカーなど、さまざまな業種が含まれており、それぞれ収益構造や成長要因が異なります。

例えば、再生可能エネルギー関連企業は発電設備や蓄電池の普及による恩恵を受けやすい一方、重工メーカーは水素やアンモニア、原子力といった大型プロジェクトの進捗が業績に影響します。また、電力インフラ企業は送配電設備への投資拡大、パワー半導体関連企業はEVやデータセンター市場の成長が重要なポイントになります。

そのため、「どのGX分野に強みを持つ企業なのか」を把握したうえで、業績や受注状況、中長期の設備投資計画などを確認することが大切です。

特に以下のポイントを意識すると、企業の成長性を判断しやすくなります。

  • 売上高・営業利益が継続的に成長しているか
  • GX関連の設備投資や政策による恩恵を受けられる事業を展開しているか
  • AI・データセンター向けの電力需要拡大に対応できる技術や製品を持っているか
  • 中長期的な受注残高や成長戦略が明確か

テーマ性だけでなく企業のファンダメンタルズも確認することで、より精度の高い投資判断につながります。

まとめ

GX関連株は、脱炭素社会の実現に向けた政策だけでなく、AIやデータセンターの普及による電力需要の増加を背景に、中長期で成長が期待されるテーマです。

特に、再生可能エネルギー、重工・原子力、電力インフラ、パワー半導体は、それぞれ異なる役割を担いながらGX市場の拡大を支えています。そのため、テーマ全体を見るだけではなく、各分野で競争力を持つ企業を把握することが重要です。

また、GX関連株は政策の動向だけでなく、企業の業績や設備投資計画、受注状況によって株価が大きく変動することがあります。投資を検討する際は、テーマ性と企業の成長力の両方を確認しながら、中長期的な視点で分析することが大切です。

GX市場は今後も技術革新と設備投資が続くと考えられており、日本企業にとっても成長機会の大きい分野です。本記事が、GX関連株を理解し、投資先を検討する際の参考になれば幸いです。

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ABOUT ME
双樹
双樹
保全士・制御系エンジニア
FIREを目指して株式投資に挑戦し、学びをブログで発信中。

学生時代に取得した機械保全技能検定と第二種電気工事士を活かし、リーマンショック期に保全職として就職。
アベノミクス期に装置メーカーへ転職し制御設計を経験。
コロナ禍では工場勤務に転職し機械や設備の保守・点検やシステム導入に携わっています。

資格
●機械保全技能検定(電気系保全作業)
●第二種電気工事士
●エネルギー管理士
●2級ボイラー技士
●乙種第4類危険物取扱者
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