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【JESCOホールディングス(1434)】国内EPCの採算改善が寄与|減収でも営業利益11.9%増

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JESCOホールディングスの2026年8月期は、売上高が前期比5.3%減となる一方、営業利益は同11.9%増となりました。売上だけを見ると弱く映りますが、国内EPC事業の採算改善によって利益率は上昇しています。

さらに受注高は8.7%増、受注残高も大きく積み上がりました。蓄電所案件の遅れで今期の売上は減ったものの、来期の成長材料は増えている決算です。

この記事で分かること
  • 国内EPCの採算改善で減収増益となった理由
  • 受注残高が135億円まで増えた意味
  • 来期営業利益19.3%増予想と年間60円配当
まずは事業内容を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
JESCOホールディングス(1434)の事業内容|EPCと不動産再生で社会インフラを支える
JESCOホールディングス(1434)の事業内容|EPCと不動産再生で社会インフラを支える
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国内EPCの利益率改善で減収でも営業利益11.9%増

項目今回前年同期比
売上高180億63百万円5.3%減
営業利益19億27百万円11.9%増
経常利益19億29百万円14.0%増
純利益12億9百万円12.4%増

セキュリティ・通信工事と採算重視の受注が利益を押し上げ

国内EPC事業は売上高が3.3%減った一方、セグメント利益は37.7%増えました。セキュリティ・通信分野で高い稼働を確保し、採算性を重視した案件選別が利益へつながっています。

全社の営業利益率は前期の約9.0%から約10.7%へ改善しました。売上規模の拡大よりも、受注の質と工事採算を高めた効果が表れています。

蓄電所案件の遅れで売上は減少、受注残は増加

系統用蓄電所では、電力系統への接続手続きに時間がかかり、複数案件の売上計上が後ろへずれました。これが全社減収の一因です。

一方、受注高は216億65百万円で8.7%増、受注残高は135億97百万円まで増えました。遅れた案件がそのまま消えたわけではないため、今後は受注残が売上と利益へ変わる時期を確認する必要があります。

決算書の用語や数字を整理しながら読みたい方は、学習の補助ツールも確認できます。

通期予想と配当を確認

項目会社予想前期比・状況
売上高212億円17.4%増
営業利益23億円19.3%増
純利益13億50百万円11.6%増

2027年8月期は増収増益を見込みます。国内EPCの受注残を消化しながら、蓄電所案件の計上を進める計画です。

年間配当予想は60円で、2026年8月期の48円から12円増配となります。利益成長に加えて還元姿勢も強まりました。

今後の注目ポイント

まず確認したいのは、系統接続手続きで遅れた蓄電所案件が予定どおり売上へ変わるかです。受注残が増えていても、工期や接続時期がずれれば業績のタイミングも動きます。

アセアンEPCは赤字が縮小しましたが、なお黒字化には至っていません。国内EPCの高い採算を維持しつつ、海外事業の損失をどこまで減らせるかも来期の焦点です。

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まとめ

JESCOホールディングスは、蓄電所案件の遅れで減収となったものの、国内EPCの採算改善で増益を確保しました。受注残の増加は来期への材料ですが、案件の計上時期とアセアン事業の黒字化を丁寧に追いたいところです。

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事業内容を確認したい方へ

事業内容は下記の記事で解説しています。
JESCOホールディングス(1434)の事業内容|EPCと不動産再生で社会インフラを支える
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本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

ABOUT ME
双樹
双樹
保全士・制御系エンジニア
FIREを目指して株式投資に挑戦し、学びをブログで発信中。

学生時代に取得した機械保全技能検定と第二種電気工事士を活かし、リーマンショック期に保全職として就職。
アベノミクス期に装置メーカーへ転職し制御設計を経験。
コロナ禍では工場勤務に転職し機械や設備の保守・点検やシステム導入に携わっています。

資格
●機械保全技能検定(電気系保全作業)
●第二種電気工事士
●エネルギー管理士
●2級ボイラー技士
●乙種第4類危険物取扱者
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