【ウエストホールディングス(1407)】系統用蓄電所が急拡大|営業利益50.3%増
ウエストホールディングスの2026年8月期は、売上高が前期比19.9%増、営業利益が同50.3%増となりました。成長をけん引したのは、系統用蓄電所を中心とする蓄電所事業です。
再生可能エネルギー事業は減収減益でしたが、蓄電所事業の利益が5倍超へ拡大し、全社業績を大きく押し上げました。事業構成の変化がはっきり表れた決算です。
系統用蓄電所の販売拡大で営業利益50.3%増
| 項目 | 今回 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 566億49百万円 | 19.9%増 |
| 営業利益 | 129億92百万円 | 50.3%増 |
| 経常利益 | 114億35百万円 | 43.6%増 |
| 純利益 | 80億40百万円 | 50.1%増 |
蓄電所事業は売上3.8倍、利益5.6倍へ拡大
蓄電所事業の売上高は217億28百万円で280.4%増、セグメント利益は84億19百万円で462.1%増となりました。系統用蓄電所の開発・販売が本格化し、全社増益の中心になっています。
全社営業利益率は前期の約18.3%から約22.9%へ上昇しました。高採算の蓄電所案件が増えたことで、売上以上に利益が伸びています。
再エネ事業は減収減益、収益源の偏りには注意
再生可能エネルギー事業は売上高24.7%減、セグメント利益52.4%減でした。省エネ事業やメンテナンス事業も減益となっています。
今回は蓄電所事業の伸びが弱い分野を十分に補いましたが、利益が一つの事業へ寄るほど、案件計上時期による変動も大きくなります。セグメントごとの採算を分けて見る必要があります。
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通期予想と配当を確認
| 項目 | 会社予想 | 前期比・状況 |
|---|---|---|
| 売上高 | 704億12百万円 | 24.3%増 |
| 営業利益 | 156億円 | 20.1%増 |
| 純利益 | 93億79百万円 | 16.6%増 |
2027年8月期も増収増益を見込みます。蓄電所事業を中心に成長を続ける計画です。
年間配当予想は70円で、2026年8月期の70円と同額です。利益成長を見込む一方、配当は据え置かれています。
今後の注目ポイント
系統用蓄電所では1,600件を超える系統接続申請を保有しています。ただし申請件数がそのまま売上になるわけではありません。接続枠、開発許可、資金調達、売却時期を経て初めて業績へ反映されます。
2026年8月から系統接続申請に上限が設けられたため、保有案件の精査も進みます。蓄電所の販売件数と利益率に加え、再エネ・省エネ事業が底打ちするかも確認したいところです。
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まとめ
ウエストホールディングスは、系統用蓄電所の販売拡大によって営業利益を50.3%伸ばしました。来期も成長予想ですが、申請案件を実際の販売へ変えられるか、蓄電所以外の事業を立て直せるかが評価の分かれ目です。
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