IT・DX
PR

【インフォマート(2492)】営業利益76%増|クラウド移行効果と増資を検証

my-next-goal-is-fire
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

インフォマート(2492)の2026年12月期第1四半期は、売上高13.9%増、営業利益76.5%増となりました。BtoBプラットフォームの利用企業増加に加え、クラウド移行後のデータセンター費用削減と会計処理の変更が利益を押し上げています。本業の成長と費用減少効果、第三者割当増資による資金流入を分けて評価する決算です。

この記事で分かること
  • 営業利益76.5%増と利益率20.9%の要因
  • FOOD・ES両事業と利用企業数の成長
  • 通期進捗、年間6.58円配当と増資の影響
まずは事業内容を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
記事を取得できませんでした
記事を取得できませんでした
スポンサーリンク

売上高13.9%増、営業利益76.5%増!2026年12月期第1四半期決算を解説

項目2025年12月期1Q2026年12月期1Q前年同期比
売上高43.04億円49.03億円+13.9%
EBITDA11.99億円14.99億円+25.0%
営業利益5.80億円10.25億円+76.5%
親会社株主に帰属する四半期純利益3.06億円6.10億円+99.6%

営業利益率は13.5%から20.9%へ7.4ポイント改善しました。サービス利用の拡大に加え、クラウド移行でデータセンター費用が減少し、BtoBプラットフォーム請求書の開発費を資産計上して5年間で償却する会計処理へ戻したことも当期費用を抑えています。増益には売上成長だけでなく費用計上時期の変化も含まれるため、EBITDAと営業利益の両方を見る必要があります。

FOODは利益47.5%増、ESは黒字転換

BtoB-PF FOOD事業は売上高30.51億円、営業利益9.23億円で、既存顧客の利用拡大と価格改定が寄与しました。BtoB-PF ES事業は売上高18.52億円、営業利益1.01億円となり、前年同期の0.45億円の赤字から黒字転換しています。プラットフォーム利用企業数は127万4,509社、事業所数は238万5,369拠点まで増えました。ネットワーク拡大が売上の基盤となる一方、TaNomに係るのれん償却費の減少は第1四半期特有で、第2四半期以降は前年並みに戻る見込みです。

事業・KPI当期変化
BtoB-PF FOOD売上高30.51億円/営業利益9.23億円利益+47.5%
BtoB-PF ES売上高18.52億円/営業利益1.01億円黒字転換
利用企業数127万4,509社前期末比+2万3,340社
事業所数238万5,369拠点前期末比+4万6,207拠点

通期業績予想・配当を確認

通期営業利益50億円に対する進捗率は20.5%

項目会社予想前期比・進捗率
売上高213.48億円+13.5%/23.0%
EBITDA69.85億円+43.5%/21.5%
営業利益50億円+74.6%/20.5%
親会社株主に帰属する当期純利益30.97億円+61.1%/19.7%

各利益の進捗率は当方計算で約20%と、四半期の目安を下回ります。会社は成長投資と第2四半期以降の費用発生を織り込んでいるため、第1四半期の高い増益率を単純に通期へ延長できません。また営業キャッシュフローはマイナス3.52億円、投資キャッシュフローはマイナス25.79億円でした。利益と現金収支の差を継続して確認する必要があります。

年間配当は6.58円へ増配、第三者割当で資本を増強

項目内容
2025年12月期実績年間5.44円
2026年12月期予想年間6.58円
前年差+1.14円

年間配当予想は6.58円で、前期比1.14円の増配です。一方、第三者割当増資と自己株式処分などにより財務キャッシュフローは170.80億円のプラスとなり、自己資本比率は85.8%へ上昇しました。財務基盤は強化されましたが、既存株主にとっては希薄化を伴うため、調達資金が売上・利益成長へつながるかを追う必要があります。

今後の注目ポイント

費用削減後の利益率と調達資金の成長効果を確認

次回は利用企業数と事業所数の増加が売上成長へ結びつくか、ES事業の黒字が定着するかを確認します。データセンター費用の削減は継続効果が期待できますが、開発費の資産計上は将来の償却費となります。TaNomの償却費も第2四半期以降に戻るため、会計・一時要因を除いた利益率が維持されるかが重要です。増資資金の具体的な投資先と成果も評価対象になります。

まとめ

インフォマートの第1四半期は、プラットフォーム利用拡大と費用削減により、営業利益が76.5%増加しました。ただし、会計処理変更や一時的な償却費減少も含まれ、通期利益の進捗は約20%です。 増資で得た資金が継続的な成長とキャッシュ創出へつながるかを確認します。

関連記事

事業内容は下記の記事で解説しています。
記事を取得できませんでした
記事を取得できませんでした

本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

ABOUT ME
双樹
双樹
保全士・制御系エンジニア
FIREを目指して株式投資に挑戦し、学びをブログで発信中。

学生時代に取得した機械保全技能検定と第二種電気工事士を活かし、リーマンショック期に保全職として就職。
アベノミクス期に装置メーカーへ転職し制御設計を経験。
コロナ禍では工場勤務に転職し機械や設備の保守・点検やシステム導入に携わっています。

資格
●機械保全技能検定(電気系保全作業)
●第二種電気工事士
●エネルギー管理士
●2級ボイラー技士
●乙種第4類危険物取扱者
スポンサーリンク
記事URLをコピーしました