【2026年2月第2週 テクニカル分析まとめ】材料消化後に週足が示した3銘柄|押し目とブレイクで読む評価フェーズの変化
株式市場では、日々の値動きや短期材料だけを追っていても、
本当の意味での「評価フェーズの転換」を捉えることはできません。
重要なのは、材料・IR・決算といったイベントを市場がどう消化したのか、その結果として中期資金がどこに向かい始めているのかを見極めることです。
その変化は、日足よりも週足チャートに先に表れます。
- ブレイクの有無
- 押し目の入り方
- 移動平均線の収束と拡散
- MACDの好転
- 雲上・雲下の推移
これらはすべて、評価軸が切り替わる直前、あるいは切り替わった後に現れる典型的なシグナルです。
本記事では、今週テクニカル分析を行った銘柄の中から、材料消化・評価整理と週足シグナルが一致している3銘柄を整理しました。
「なぜこの銘柄は崩れなかったのか」
「なぜ今、押し目が機能しているのか」
その答えを、週足チャートから読み解いていきます。
今週の市場動向・急騰銘柄・テクニカル・決算を1記事で整理した週まとめはこちら
今週の銘柄一覧
週足で評価整理が進んだ銘柄
- 中国電力(9504)
週足ブレイク後の押し目戦略銘柄
- NTN(6472)
中期トレンド初動が確認された銘柄
- シンメンテホールディングス(6086)
中国電力(9504)|IR後の下落は消化済み?週足で判断する再上昇シナリオ
テクニカル要点
- IR後に下落するも、週足ではトレンド崩れなし
- 安値切り上げ構造を維持
- 下値では出来高を伴った買いが確認できる形
注目ポイント
短期的にはネガティブに見える値動きでも、週足で見ると下落は「失望」ではなく「材料消化」の範囲に収まっています。
イベント後に売られ、それでも崩れない。
これは中期資金が離れていないサインです。
週足ベースでは、評価整理 → 再上昇を試すフェーズに入りつつあると判断できます。
NTN(6472)|週足ブレイク後の押し目戦略が機能する形
テクニカル要点
- 週足で長期レジスタンスを明確にブレイク
- 押し目水準(384円)が明確
- 出来高・MACDともにトレンド継続を示唆
注目ポイント
NTNは、ブレイク後に最も理想的な押し目形状を作っています。
- 入る場所が分かる
- 利確目標(500円)が設定できる
- 撤退ライン(550円)も事前に定義可能
これは、「上がるかどうか」ではなく、「どう負けるかが決まっている」中期戦略向きの形です。
週足ブレイク後の押し目は、短期ではなく数週間スパンで評価されやすい局面と言えます。
シンメンテホールディングス(6086)|ソーサー+カップウィズハンドル完成、週足初動へ
テクニカル要点
- ソーサー型からカップウィズハンドルへ移行
- 日足・週足の両方でブレイク確認
- 中期資金が入りやすい完成度の高い形状
注目ポイント
今回の3銘柄の中で、最もテクニカル完成度が高いのがこの銘柄です。
長期間のエネルギー蓄積 → ブレイク。
これは、トレンド初動〜中盤を狙う中期投資家に好まれる形です。
短期の値動きよりも、週足トレンドそのものを追う銘柄として整理できます。
今週の共通テクニカル特徴
- 材料・IR後でも週足トレンドは崩れていない
- 押し目、またはブレイクが明確
- 移動平均線の収束 → 拡散が進行
- MACDは好転、または再加速局面
- 雲抜けは結果、需給変化はその前から進行
短期材料に振り回される形ではなく、中期トレンドとして信頼性が高まりつつあるチャート構造が共通しています。
まとめ
今回取り上げた3銘柄はいずれも、材料消化・評価整理と週足テクニカルが噛み合い始めた局面にあります。
週足テクニカル分析は、中期投資における「方向確認の地図」として非常に有効です。
引き続き、日足ではなく週足ベースでのトレンド継続・崩れを追っていきます。
本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。
