竹内製作所はどんな会社?世界初のミニショベルメーカーの強みを解説
竹内製作所は、ミニショベルやクローラーローダーなどの小型建設機械を手掛けるメーカーです。
世界で初めてミニショベルを開発した企業として知られており、現在は北米や欧州を中心に高いシェアを持っています。特に海外売上比率が非常に高く、グローバル建機メーカーとして成長している点が特徴です。
この記事で分かること
- 竹内製作所がどんな会社か
- 主力製品と事業内容
- なぜ欧州や北米で強いのか
- ミニショベル需要が高い理由
- 今後の成長性
竹内製作所はどんな会社?
竹内製作所は、小型建設機械を製造・販売する建機メーカーです。
主力製品は以下の通りです。
- ミニショベル
- クローラーローダー
- コンパクトトラックローダー
- クローラーキャリア
- 電動ミニショベル
特に、1971年に世界で初めてミニショベルを開発した企業として知られています。
現在は北米・欧州向けの販売が中心で、海外売上比率は非常に高く、日本企業でありながら実質的には海外需要で成長する輸出企業です。
主力はミニショベル
竹内製作所の主力製品はミニショベルです。
ミニショベルとは、小型で小回りが利くショベルカーのことです。一般的な大型ショベルと比べて狭い場所でも作業しやすく、住宅街や都市部の工事に向いています。
竹内製作所は世界初のミニショベルメーカーであり、欧州では高いシェアを持っています。
また、クローラーローダーにも強みがあります。クローラーローダーは、土砂運搬や整地、除雪など幅広い用途で使われる建機で、北米市場で人気があります。
なぜ欧州で強いのか
竹内製作所が欧州で強い理由は、ミニショベルと欧州の街並みが非常に相性が良いためです。
欧州は古い街並みや住宅街が多く、道路幅が狭い地域が少なくありません。そのため、大型建機よりもコンパクトで小回りが利くミニショベルの需要が高くなります。
特に欧州では、以下のような工事が多くあります。
- 上下水道工事
- ガス管・電線の埋設工事
- 道路補修工事
- 住宅密集地の外構工事
- 歴史的建造物周辺の工事
- 農地や森林周辺の小規模工事
大型建機だと道路を塞いだり、騒音や振動が大きくなったりしますが、ミニショベルなら狭い場所でも使いやすく、輸送もしやすいです。
これは、自動車でいうと欧州でコンパクトカーが人気なのと似ています。
街中が狭く、大きな車より小型車の方が扱いやすいのと同じで、建設機械も小型の方が使いやすい場面が多いです。
さらに欧州は環境規制が厳しいため、燃費性能や排ガス性能に優れた小型建機や電動建機の需要も高まっています。
北米でも強い理由
竹内製作所は欧州だけでなく、北米でも高いシェアを持っています。
北米では住宅関連工事に加え、道路・電力・ガス・上下水道などのインフラ工事が多く、ミニショベルやクローラーローダーの需要が高いです。
特に近年は、AI向けデータセンター建設や再生可能エネルギー関連工事、送電網整備なども増えており、小型建機の需要拡大が期待されています。
また、北米ではクローラーローダーの人気が高く、竹内製作所の業績を支える主力製品の一つになっています。
今後の成長性
竹内製作所は今後も成長が期待される企業です。
理由は以下の通りです。
- 北米のインフラ投資
- 欧州の建機需要回復
- 電動建機市場の拡大
- AI向けデータセンター建設
- 再生可能エネルギー関連工事
- 世界的な住宅不足
同社は電動ミニショベルの開発も進めており、環境規制が厳しい欧州で追い風を受けやすいです。
また、中期経営計画ではクローラーローダー新工場建設や販売網拡大も進めています。
竹内製作所の強み
竹内製作所の強みは、単に建設機械を作るだけではなく、「小型建機に特化していること」です。
建設機械大手は大型建機も幅広く展開していますが、竹内製作所はミニショベルやクローラーローダーなど、小型建機に集中しています。
そのため、狭い場所で使いやすい建機を求める北米・欧州の需要を取り込みやすいです。
また、海外売上比率が高いため、円安時には利益が伸びやすいという特徴もあります。
まとめ
竹内製作所は、世界初のミニショベルメーカーとして、北米・欧州で高いシェアを持つ建設機械メーカーです。
特に欧州では、道路や街並みが狭いため、小型で小回りが利くミニショベルの需要が高く、同社の強みが発揮されています。
北米でもインフラ投資やクローラーローダー需要が追い風となっており、中長期で成長が期待される企業です。
本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。
竹内製作所の決算については下記の記事で解説しています。
高配当銘柄を比較したい方は、長期保有向きの高配当株をまとめたこちらの記事もあわせてご確認ください。
