【2026年2月12日株式市場】指数は停滞もテーマ横断で資金噴出|半導体・非鉄・インフラ・小型株が同時急騰
日経平均株価、TOPIXともに本日は方向感に乏しい推移となりました。
指数主導の上昇は見られない一方で、値上がり率ランキング上位には半導体関連、非鉄金属・素材、インフラ、重工、小型グロース株が同時に並ぶ、非常に特徴的な一日となりました。
指数が動かない局面において、資金は指数寄与度の高い主力株ではなく、産業チェーン・テーマ性・需給・値動きの軽さを手掛かりに、複数分野へ一斉に波及しています。
本日の物色動向は、突発的な短期相場ではなく、先日から継続する「テーマ資金の横断的移動」の延長線上にあります。
先日に見られた
半導体 → 非鉄・素材 → インフラ → 小型株
という資金ローテーション構造については、こちらの記事で詳しく解説しています。
先日の資金循環を整理した内容はこちらの記事で詳しく解説しています。
市場背景・海外動向
本日は値上がり率ランキング上位に、20%超の急騰銘柄が数十社並ぶ異例の一日となりました。
一見すると関連性の薄い銘柄群ですが、資金の流れを俯瞰すると、産業チェーンとテーマ循環に沿った明確な一貫性が確認できます。
本日の資金の流れは、
半導体・電子材料
→ 非鉄・素材
→ インフラ・重工
→ 小型テーマ株
という、機関投資家の資金ローテーションが板情報として可視化された形と捉えることができます。
注目テーマ別の動き
成長・グロース株(小型株中心)
- 窪田製薬ホールディングス(4596)
- アスリナ(3647)
- ファンドクリエーショングループ(3266)
- アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(6085)
業績材料というよりも、テーマ性・需給・値動きの軽さを背景に短期資金が集中。
指数停滞局面で頻発する、典型的な小型グロース物色が鮮明となりました。
中でも窪田製薬ホールディングスは、過去の急騰局面と同様に、需給の変化を起点とした再点火型の動きが見られています。
本日の市場では、指数が停滞する一方で小型株・バイオ株へ短期資金が集中しました。
その流れを個別銘柄で具体化した例が、窪田製薬HDの急騰です。
株価は上昇したものの、私自身は購入しない理由を含めて整理した記事はこちらです。
半導体装置・検査・材料関連
- シキノハイテック(6614)
- 日本電子材料(6855)
- テラプローブ(6627)
- アルバック(6728)
半導体そのものではなく、装置・検査・材料・電子部材といった産業チェーン全体に資金が波及している点が、本日の大きな特徴です。
特定銘柄の決算評価というよりも、半導体関連テーマ全体への資金再流入として捉えるのが妥当でしょう。
非鉄金属・素材関連
- フルヤ金属(7826)
- ユニチカ(3103)
- JX金属(5016)
- UACJ(5741)
半導体テーマと同一資金が、非鉄・素材分野へ波及している構図が読み取れます。
過去の資源・素材テーマ相場と同様に、上流テーマから順に資金が循環しています。
インフラ・重工関連
- 曙ブレーキ工業(7238)
- クボタ(6326)
- オーナンバ(5816)
- 日比谷総合設備(1982)
素材・電線の次に、インフラ・重工分野へ資金が波及。
資金ローテーションの教科書どおりの展開となっています。
まとめ|指数は停滞も「産業チェーン」に沿って資金が波及
- 指数は方向感に乏しい
- 半導体・電子材料へ資金集中
- 非鉄・素材へ同一資金が波及
- インフラ・重工へローテーション
- 小型テーマ株へ短期資金が拡散
- 産業チェーン物色とテーマ循環が同時進行
指数が動かない局面では、産業チェーンと資金循環の理解そのものがリターンに直結する相場が継続しています。
本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
前日の市場動向はこちら
