【2026年2月6日株式市場】指数停滞の裏でテーマ資金が横断|半導体素材・光学・インフラ・銀行へ同時拡散
日経平均株価、TOPIXともに本日は方向感に乏しい推移となりました。指数主導の上昇は見られない一方で、値上がり率ランキング上位には中小型株・半導体周辺部材・光学関連・インフラ関連・銀行株が同時に並ぶ、非常に特徴的な一日となりました。
指数が停滞する局面において、短期資金およびテーマ資金は指数寄与度の高い主力株ではなく、テーマ性・需給・値動きの軽さを手掛かりに、複数の分野へ同時に拡散しています。
本日の物色動向は、前日から継続している「テーマ資金の横断的移動」の延長線上にあります。
市場背景・海外動向
本日は値上がり率ランキング上位に、軽量中小型株、半導体周辺部材、光学・レーザー関連、インフラ関連、銀行株が同時に並びました。
一見すると関連性の薄い銘柄群ですが、資金の流れには明確な一貫性が見られます。
軽量株 → 半導体周辺部材 → 光学・先端 → インフラ → 銀行
というテーマ循環とマクロ資金の流入が、同時進行で発生している形です。
注目テーマ別の動き
成長・グロース株(小型株中心)
- 三光産業(7922)
- 日本精密(7771)
- ヒーハイスト(6433)
- MCJ(6670)
業績材料というよりも、需給・テーマ性・値動きの軽さを背景に短期資金が流入。指数停滞局面で顕著に見られる物色傾向です。
本日急騰した銘柄の中には、テーマ資金や需給ではなく、IRによって価格が明示されたことで上昇した特殊なケースも見られました。ベインキャピタルによるMBO・TOB開始を材料にストップ高水準まで買われたMCJの動きについては、下記の記事で詳しく解説しています。
半導体・AI・先端技術関連
- 岡本硝子(7746)
- 山一電機(6941)
- イーディーピー(7794)
- QDレーザ(6613)
- ジェイテックコーポレーション(3446)
半導体そのものではなく、ガラス・ダイヤ・ソケット・光学といった周辺工程へ資金が広がっている点が本日の大きな特徴です。
精密部材・素材・周辺工程
- フジプレアム(4237)
- 有沢製作所(5208)
- 荒川化学工業(4968)
- ケミプロ化成(4960)
- 伊勢化学工業(4107)
- 第一稀元素化学工業(4082)
半導体テーマと同一資金が、素材分野まで波及していることが読み取れます。
インフラ・建設関連
- ビーアールホールディングス(1726)
- 不動テトラ(1813)
- ライト工業(1926)
- テノックス(1905)
半導体ラインとは別の資金で、国土強靭化・地盤・橋梁といったインフラ分野にも物色が拡大。
銀行・金融セクター(マクロ資金)
- 富山第一銀行(7184)
- 福島銀行(8562)
- 豊トラスティ証券(8747)
地銀・商品系まで買われている点は、マクロ資金の流入を強く示唆します。
まとめ|指数は停滞も「テーマ構造」に沿って資金が拡散
- 指数は方向感に乏しい
- 軽量株から半導体周辺部材へ資金波及
- 素材・光学・精密工程まで拡大
- インフラ分野へ別ラインの資金
- 銀行セクター物色=マクロ資金流入
- テーマ循環と産業チェーン物色が同時進行
指数が動かない局面では、テーマ構造と資金循環の理解がそのままリターンに直結する相場が継続しています。
本記事は投資判断を推奨するものではありません。
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