【2026年2月4日株式市場】仕手株だけではない。資源・化学・主力電機まで全面高|テーマ資金が市場全体へ拡散した一日
日経平均株価は本日、指数としては方向感に乏しい推移となり、TOPIXも上値の重い展開となりました。
指数主導の相場が一服する中、短期資金はテーマ性の強い銘柄や値動きの軽い中小型株へと向かっており、個別株主導の相場展開がより鮮明となっています。
為替は円安水準を維持しているものの、指数全体を押し上げる動きにはつながらず、本日の市場では指数よりも材料性・需給要因・テーマ性を手掛かりとした売買が中心となりました。
本日のように、軽量株から化学・資源・精密部材・主力電機へと資金が波及する背景については、前日の記事で詳しく解説しています。
本日のように、軽量株から化学・資源・精密部材・主力電機へと資金が波及する背景は、前日の市場記事で詳しく整理しています。
市場背景・海外動向
本日は値上がり率ランキング上位に、軽量中小型株・化学素材・資源関連・精密部材・主力電機・金ETFが同時に並ぶ、非常に特徴的な動きが見られました。
一見バラバラに見える銘柄群ですが、資金の流れには一貫性があり、
軽量株 → 化学・素材 → 資源 → 精密部材 → 主力電機 → 金(インフレ・有事ヘッジ)
というテーマ循環とマクロ資金の流入が同時進行する形で物色が広がっています。
注目テーマ別の動き
成長・グロース株(小型株中心)
- マツモト(7901)
- 日本精密(7771)
- クロスフォー(7810)
- 宮入バルブ製作所(6495)
- ヒーハイスト(6433)
- マイポックス(5381)
業績というより、需給・テーマ性・値動きの軽さを背景にした短期資金の流入が中心です。
指数停滞局面では、こうした銘柄群に資金が向かいやすい地合いが継続しています。
マツモト(7901)の急騰理由は下記の記事をご覧ください。
化学・素材/先端素材関連
- ケミプロ化成(4960)
- 伊勢化学工業(4107)
- AREホールディングス(5857)
- 住友化学(4005)
半導体材料・機能性素材・レアメタル回収・ヨウ素といった分野に資金が集中しました。
装置だけでなく、材料・資源側へ資金が広がっている点が本日の特徴です。
精密部材・FA・周辺工程
- ヒロセ電機(6806)
- 日本精工(6471)
- ミスミグループ本社(9962)
- 日本酸素ホールディングス(4091)
- 三菱電機(6503)
検査・接続部材・ベアリング・工業ガス・自動化といった、製造業全体の基盤となる分野へ資金が向かっています。
これは単なる個別材料ではなく、
素材 → 精密部材 → 自動化 → 主力電機
という産業チェーンに沿った資金移動が起きていることを示しています。
資源・鉱業関連
- 日鉄鉱業(1515)
- 日本コークス工業(3315)
資源価格・市況連動の物色も同時進行しており、マクロ資金の流入が感じられます。
貴金属ETF(インフレ・資源高・有事ヘッジ)
- NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN(2036)
金価格連動ETFが上昇している点も、本日の相場を象徴しています。
半導体や素材と同時にここが買われるのは、マクロ資金主導の強気相場特有の動きです。
まとめ|指数は停滞も「テーマ構造」に沿って資金が拡散
- 日経平均・TOPIXは方向感に乏しい展開
- 軽量株から化学・資源・精密部材・主力電機へ資金波及
- 機能性化学素材とレアメタル関連が全面高
- 精密部材・FA・工業ガスなど製造業基盤へ資金流入
- 金ETFにマクロ資金流入
- 産業チェーンとマクロテーマが同時進行
指数が動かない局面では、テーマ構造と資金循環の理解がそのままリターンに直結する相場が継続しています。
本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。
