【2026年2月2日株式市場】指数停滞でテーマ株に資金集中|半導体・素材・AI・インフラへ波及した1日
日経平均株価は本日、指数としては方向感に乏しい推移となり、TOPIXも上値の重い展開となりました。
指数主導の相場が一服する中、短期資金はテーマ性の強い銘柄や値動きの軽い中小型株へと向かっており、個別株主導の相場展開がより鮮明となっています。
為替は円安水準を維持しているものの、指数全体を押し上げる動きにはつながらず、本日の市場では指数よりも材料性・需給要因・テーマ性を手掛かりとした売買が中心となりました。
この資金循環の兆しは、1月末の相場でもすでに見られていました。
実際にこの資金循環が市場で確認された事例として、翌日の相場解説もあわせてご覧ください。
市場背景・海外動向
本日は値上がり率ランキング上位に、半導体周辺工程・先端素材・AIデータ関連・インフラ設備関連が同時に並ぶ、非常に特徴的な動きが見られました。
一見バラバラに見える銘柄群ですが、資金の流れには一貫性があり、
半導体 → 周辺工程 → 素材 → インフラ → AIデータ
という産業チェーンに沿ったテーマ物色が相場全体に波及している様子がうかがえます。
注目テーマ別の動き
成長・グロース株(小型株中心)
- VALUENEX(4422)
- QDレーザ(6613)
- 窪田製薬ホールディングス(4596)
- イメージ情報開発(3803)
- 駅探(3646)
業績というより、AI・医療・データ解析・DXといったテーマ性と需給を背景にした値幅取りの動きが中心です。
指数停滞局面では、こうした銘柄に資金が向かいやすい地合いが継続しています。
窪田製薬ホールディングス(4596)が急騰した理由は下記の記事で詳しく解説しています。
化学・素材/先端素材関連
- 第一稀元素化学工業(4082)
- 岡本硝子(7746)
- 積水化成品工業(4228)
- ダイトーケミックス(4366)
半導体材料・精密ガラス・機能性素材といった分野に資金が集中しました。
装置だけでなく、材料側へ資金が広がっている点が本日の特徴です。
半導体・半導体装置・周辺工程
- エンプラス(6961)
- santec Holdings(6777)
- 愛知時計電機(7723)
- 日本精密(7771)
検査・光学・精密部品といった、半導体製造に不可欠な分野へ資金が向かっています。
これは単なる半導体物色ではなく、
装置 → 材料 → 検査 → 光学部材
という深い産業チェーンに沿った資金移動が起きていることを示しています。
半導体テーマがどのように装置から材料・検査へと波及していくのかは、下記の記事で詳しく解説しています。
インフラ・設備・建設関連(業績・国策テーマ)
- 日本電設工業(1950)
- 四電工(1939)
- 東亜建設工業(1885)
- 東洋エンジニアリング(6330)
ここは短期資金ではなく、中期目線の業績資金。
受注・設備投資・国策の流れを背景にした上昇です。
まとめ|指数は停滞も「材料がある銘柄」へ資金が集中
- 日経平均・TOPIXは方向感に乏しい展開
- 半導体主力ではなく、周辺工程・素材・光学部材へ資金波及
- 機能性化学素材が全面高
- AI・医療・データ解析の小型株に短期資金集中
- インフラ・設備関連に中期資金流入
- 産業チェーンに沿ったテーマ物色が進行
指数が動かない局面では、テーマ構造と資金循環の理解がそのままリターンに直結する相場が継続しています。
本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。
