【2026年1月28日株式市場】半導体テーマは次の段階へ|「切る・磨く・つなぐ」銘柄に資金流入
日経平均株価は本日、指数としては方向感に乏しい推移となり、TOPIXも上値の重い展開となりました。
指数主導の相場が一服する中、短期資金はテーマ性の強い銘柄や値動きの軽い中小型株へと向かっており、個別株主導の相場展開がより鮮明となっています。
為替は円安水準を維持しているものの、指数全体を押し上げる動きにはつながらず、本日の市場では指数よりも材料性・需給要因・テーマ性を手掛かりとした売買が中心となりました。
今週の市場全体の流れはこちらでまとめています。
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市場背景・海外動向
指数が停滞する中で、東証グロース・スタンダード市場を中心に短期資金の流入が目立ちました。
特に値上がり率ランキング上位の銘柄を見ると、出来高急増を伴った中小型株の急騰が多数確認できます。
本日はそれに加えて、半導体関連の主力銘柄だけでなく、その周辺産業に属する銘柄群までが同時に上昇するという特徴的な動きが見られました。
小型株物色と機関資金によるセクター物色が同時進行している様子がうかがえます。
注目テーマ別の動き
成長・グロース株(小型株中心)
本日は値動きの軽い小型グロース株に短期資金が集中しました。
- レダックス(7602)
- コラボス(3908)
- 夢展望(3185)
- スタジオアタオ(3550)
- 和心(9271)
業績要因というより、需給改善・ボラティリティ・テーマ性を背景とした動きが中心です。
指数が停滞する局面では、こうした銘柄に資金が向かいやすい地合いが継続しています。
バイオ・ヘルスケア関連
- 窪田製薬HD(4596)
低位株かつテーマ性を背景に短期資金の流入が見られました。
材料というより値動きの軽さが意識された動きです。
化学・素材/先端素材関連
本日は特に化学・素材関連の強さが際立ちました。
- ケミプロ化成(4960)
- 藤倉化成(4620)
- 第一工業製薬(4461)
- 日本精鉱(5729)
半導体素材・電子材料・高機能化学といった中長期テーマとリンクする銘柄群に資金が定着している動きが確認できます。
半導体関連の上昇と連動した「連想物色」が広がっている点が特徴です。
ケミプロ化成の急騰理由は下記の記事で解説しています。
半導体・半導体装置・周辺インフラ
本日の相場で最も注目すべき動きがこのセクターです。
- SCREEN(7735)
- レーザーテック(6920)
- ルネサス(6723)
- フジクラ(5803)
- 古河電工(5801)
- メイコー(6787)
- 鈴木(6785)
- テセック(6337)
- テクニスコ(2962)
- 冨士ダイス(6167)
- 中村超硬(6166)
- 旭ダイヤモンド(6140)
主力級だけでなく、
ダイヤモンド工具・研磨・切削・電線・基板・検査工程
といった「半導体を作るために必要な企業群」へ資金が一斉に波及しました。
これは単なる半導体物色ではなく、
AI → データセンター → 半導体 → 加工・研磨・接続・基板
という産業チェーンの一段深い部分に資金が向かっていることを示しています。
製造業・実体経済関連(エンジ・工業・加工)
- 太平製作所(6342)
- 三井海洋開発(6269)
- 千代田化工建設(6366)
装置・エンジニアリング・工業系にも資金が向かっている点が特徴的です。
テーマ株だけでなく、実体経済に根差した銘柄にも循環物色が広がっています。
ETF(半導体・海外指数)への資金流入
- 純銀上場信託(1542)
ETFにも資金流入が見られ、指数ではなくテーマ単位での資金シフトが起きていることが示唆されます。
まとめ|指数は様子見もテーマ相場と個別物色が加速
- 日経平均・TOPIXは方向感に乏しい展開
- 小型グロース株への短期資金流入が顕著
- 半導体の“周辺産業”にまで機関資金が波及
- 化学・素材・加工・電線・基板への連想物色
- テーマ性・需給改善を軸とした銘柄選別が中心
指数の方向感が見えにくい局面では、引き続き個別テーマ株を中心とした循環物色が続く可能性が高いと考えられます。
本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。
