【2026年1月26日株式市場】テーマ相場が進む|貴金属ETF急騰と素材・小型株に資金集中
日経平均株価は本日、指数としては方向感に乏しい推移となり、TOPIXも上値の重い展開となりました。
指数主導の相場が一服する中、短期資金はテーマ性の強い銘柄や値動きの軽い中小型株へと向かっており、個別株主導の相場展開がより鮮明となっています。
為替は円安水準を維持しているものの、指数全体を押し上げる動きにはつながらず、本日の市場では指数よりも材料性・需給要因を手掛かりとした売買が中心となりました。
今週の市場全体の流れはこちらでまとめています。
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市場背景・海外動向
指数が停滞する中で、東証スタンダード・グロース市場を中心に短期資金の流入が目立ちました。
特に値上がり率ランキング上位の銘柄を見ると、出来高急増を伴った小型株の急騰が多数確認できます。
本日はそれに加えて、貴金属ETFがランキング上位に並ぶという異例の動きも見られ、株式市場とコモディティ市場の双方で資金シフトが同時進行している様子がうかがえます。
注目テーマ別の動き
成長・グロース株(小型株中心)
本日は値動きの軽い小型グロース株に短期資金が集中しました。
- ジーイエット(7603)
- ジェリービーンズG(3070)
- レダックス(7602)
- SAAF HD(1447)
- アイリッジ(3917)
- 東京通信G(7359)
- WOLVES HAND(194A)
業績要因というより、需給改善・テーマ性・ボラティリティの高さを背景とした動きが中心です。
指数が停滞する局面では、こうした銘柄に資金が向かいやすい地合いが継続しています。
バイオ・ヘルスケア関連
本日もバイオ関連に明確な資金流入が見られました。
- 窪田製薬HD(4596)
- ステラファーマ(4888)
- ブライトパス・バイオ(4594)
材料の有無に関わらず、テーマ性とボラティリティから短期資金が集まりやすいセクター特性が改めて意識されています。
化学・素材/先端素材・資源関連
本日は特に化学・素材・資源関連の強さが際立ちました。
- ケミプロ化成(4960)
- 阿波製紙(3896)
- 北紡(3409)
- 東邦亜鉛(5707)
- 日鉄鉱業(1515)
- 中外鉱業(1491)
半導体素材・レアメタル・鉱山資源といった中長期テーマとリンクする銘柄群に資金が定着している動きが確認できます。
資源価格や貴金属価格の動きと連動した物色が株式市場にも波及しています。
ケミプロ化成(4960)は本日ストップ高となり、ペロブスカイト太陽電池関連として政策テーマ物色の中心的な動きとなりました。急騰理由については下記記事で詳しく解説しています。
製造業・実体経済関連(エンジ・工業・加工)
実体経済系の銘柄にも循環物色が広がりました。
- 太平製作所(6342)
- MERF(3168)
- 旭精機工業(6111)
- アドテックプラズマ(6668)
- テクノホライゾン(6629)
テーマ株だけでなく、製造・加工・装置関連にも資金が向かっている点が特徴的です。
医療・バイオ以外のテーマ株・DX関連
- Kaizen Platform(4170)
- アステリア(3853)
- クエスト(2332)
- VALUEENEX(4422)
- ノースサンド(446A)
IT・DX・データ活用といったテーマ性を持つ銘柄にも継続的な物色が入りました。
ETF(貴金属)への資金流入
本日は特に注目すべき動きとして、
- 純プラチナ上場信託(1541)+14%
- WisdomTree 銀ETF(1673)+11%
- 純銀上場信託(1542)+11%
- 純パラジウム上場信託(1543)
貴金属ETFが値上がり率ランキング上位に並ぶ展開となりました。
これは株式市場とは別軸で、コモディティ市場への資金シフトが同時進行していることを示唆しています。
まとめ|指数は様子見も個別物色とテーマ相場は継続
- 日経平均・TOPIXは方向感に乏しい展開
- 指数主導の上昇はいったん一服
- 小型株・素材株・バイオへの短期資金流入が顕著
- 貴金属ETFの急騰など資金の分散も確認
- 材料性・テーマ性・需給改善を軸とした銘柄選別が中心
指数の方向感が見えにくい局面では、引き続き個別テーマ株を中心とした循環物色が続く可能性が高いと考えられます。
本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。
