【2026年1月20日株式市場】日経平均は足踏みも個別株物色が加速|グロース株・化学素材株が主役の一日
日経平均株価は前日比で方向感に乏しい推移となり、TOPIXも上値の重い展開となりました。
指数主導の相場が一服する中、短期資金はテーマ性の強い銘柄や値動きの軽い中小型株へと向かっており、個別株主導の相場展開が鮮明となっています。
為替は引き続き円安水準で推移しているものの、指数全体を押し上げる動きにはつながらず、本日の市場では指数よりも材料性・需給要因を手掛かりとした売買が中心となりました。
市場背景・海外動向
海外市場では、米国株・欧州市場ともに大きな混乱は見られず、全体として落ち着いた推移が続いています。
金融政策や今後の経済指標を見極めたいとの姿勢が強く、投資家心理は慎重ながらも安定的な状況にあります。
国内市場では、金利や物価動向への警戒感が残る一方で、指数調整局面においても中小型株・テーマ株への物色意欲は衰えておらず、全体指数よりも個別銘柄の値動きが目立つ一日となりました。
注目テーマ別の動き
成長・グロース株(小型株中心)
本日は、東証グロース市場を中心に短期資金の流入が顕著となりました。
- 中村超硬(6166)
- GRCS(9250)
- アステリア(3853)
- TORICO(7138)
- グリーンモンスター(157A)
いずれも出来高を伴った急騰となっており、業績要因というよりはテーマ性・需給改善・短期資金流入を背景とした値動きが中心といえます。
指数が方向感を欠く局面では、こうした値動きの軽いグロース株が選好されやすい地合いが続いています。
本日のグロース株の中でも、特に目立ったのがアステリア(3853)です。
過去の製品・組織強化による上昇とは異なり、今回は資本業務提携を起点としたテーマ性と需給主導の動きが中心となっています。
本日のグロース株の中では、GRCS(9250)の急騰が目立ちました。
決算IRで示された来期黒字転換予想が評価され、指数停滞局面で業績改善型銘柄に資金が集中した形です。
バイオ・ヘルスケア関連
バイオ・ヘルスケア関連株にも、引き続き物色が入りました。
- 日本エマージェンシーアシスタンス(6063)
- ラクオリア創薬(4579)
- ベースフード(2936)
材料の有無にかかわらず、短期資金が集まりやすいセクター特性から需給主導での上昇が目立ちました。
引き続きボラティリティの高い展開が想定され、資金の出入りには注意が必要なセクターといえます。
化学・素材/先端素材関連
化学・素材分野でも、テーマ性を伴った銘柄が大きく動きました。
- 川口化学工業(4361)
- 戸田工業(4100)
- 有機合成薬品工業(4531)
- チタン工業(4098)
EV・半導体・先端素材といった中長期テーマを意識した買いが入り、バイオ関連と比較すると、比較的資金が定着しやすい動きが確認されました。
製造業・実体経済関連
実体経済に紐づく銘柄の一角にも、まとまった資金流入が見られました。
- ミツバ(7280)
- 岡本硝子(7746)
- 弘電社(1948)
- 櫻護謨(5189)
指数の動きとは切り離され、業績回復期待や需給改善を意識した個別物色が進んだ印象です。
まとめ|指数は様子見も個別物色は継続
- 日経平均・TOPIXは方向感に乏しい展開
- 指数主導の上昇はいったん一服
- グロース株・化学/素材・バイオ関連への短期資金流入が顕著
- 指数停滞局面では、材料性・テーマ性・需給改善を軸とした銘柄選別が中心
指数の方向感が見えにくい局面では、引き続き個別テーマ株を中心とした循環物色が続く可能性が高いと考えられます。
※本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
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