【2026年1月9日株式市場】日経平均は調整色、個別株・テーマ株への資金シフトが継続
2026年1月9日の東京株式市場は、指数軟調・調整色の強い展開となりました。
前日にかけての上昇に対する一服感から、全体としては利益確定売りが優勢となり、日経平均は反落しました。
- 日経平均株価は前日比でやや下落し、軟調推移。
- TOPIXも弱含みの展開で、上値が重い動きに。
- 為替は 1ドル=約156円台で推移し、輸出株への影響も注目されています
指数主導の上昇が一服する一方で、個別・テーマ株には活発な買いが入り、市場参加者の資金シフトが引き続き意識されました。
市場背景・海外動向
世界市場は概ね堅調な動きとなっています。
米国や欧州株は節目の経済指標を控えつつ、小幅な上昇が観測される場面もあり、グローバルな投資心理は慎重ながらも堅調傾向です。
また、日米の金利・物価見通しを受け、日銀の地域経済評価でも賃金上昇の継続が示され、堅調な業績を背景にした中長期の景況感は改善期待が残っています。
注目テーマ別の動き
AI・デジタル関連
本日最も目立ったのは、AI・デジタル関連株への資金流入だ。
- Def consulting(4833)
- ブイキューブ(3681)
- VALUE NEX(4422)
- サイエンスアーツ(4412)
といった銘柄がそろって大幅高となり、値上がり率上位に顔を出した。
AI活用、DX支援、業務効率化といったテーマは引き続き市場の関心が高く、指数が不安定な局面でも個別テーマ株として物色されやすい分野となっている。短期資金に加え、中長期視点での成長期待も意識されている点が評価材料となった。
成長・グロース株(小型株中心)
指数主導の相場が一服する中で、小型グロース株への短期資金の集中も目立った。
- fonfun(2323)
- アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(6085)
- CRAVIA(6573)
- ピクセラ(6731)
といった低位・小型株が急伸し、活発な値動きを見せた。
明確な業績材料よりも、需給やテーマ性を重視した売買が中心で、短期回転売買向きの銘柄群として注目を集めた一日となった。
内需・消費関連
成長テーマの中では、脱炭素・次世代技術関連にも買いが波及した。
- マイクロ波化学(9227)
- 日本高純度化学(4973)
などが堅調に推移した。
環境対応や新素材、製造プロセス革新といった中長期テーマを背景に、短期的な値動きだけでなく将来性を評価する資金が入りやすい分野として意識されている。
為替・輸出関連
内需株では、業績安定・実需型銘柄への押し目買いが見られた。
- ワークマン(7564)
- サンデー(7450)
などが上昇し、相場の下支え役となった。
物価動向や消費環境への警戒感は残るものの、指数調整局面で相対的に選好されやすいセクターとして一定の存在感を示した。
まとめ|指数は調整も個別物色は継続
- 日経平均は調整局面入りで指数主導の相場は一服。
- 個別株・テーマ株に資金が流入し、物色先が分散。
- 今後の注目は米雇用統計・日銀の金融政策動向。
指数の方向感が見えにくい中、材料・テーマ性を手掛かりにした銘柄選択が投資スタンスの中心となりそうです。
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