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電子書籍流通のリーディングカンパニー、メディアドゥの事業内容やリスク、株価動向を初心者でもわかるように整理しました。
メディアドゥは、電子書籍の流通プラットフォームを提供する上場企業です。出版社から電子書籍を受け取り、Kindleや楽天Koboなどのストアに配信する仕組みを運営しています
- 設立:2005年上場
- 市場:東証プライム
- 主力事業:電子書籍流通
💡 ポイント:紙媒体の出版や印刷は自社では行わず、あくまで電子書籍流通に特化しています。
- 出版社と電子書籍ストアの仲介出版社が作った電子書籍を各種ストアに配信。
- データ管理・決済サポート
- 電子書籍の配信だけでなく、販売データの分析や決済サポートも行うことで収益源を多角化。
- 市場シェアの高さ
- 電子書籍流通の分野では国内トップクラスのシェアを誇り、安定した収益基盤があります。
- 株価(2025年9月12日):1,919円(前日比 +8円)
- 時価総額:約292億円PER(予想):14.5倍
- PBR(実績):1.63倍
- 配当利回り:2.08%
📈 ポイント:株価は電子書籍市場の動向や業績発表に敏感に反応します。
- 市場競争リスク
- 電子書籍市場には大手企業も参入しており、競争激化により手数料や取扱量が影響を受ける可能性があります。
- 間接的な紙媒体リスク
- メディアドゥは紙媒体の出版や印刷は手がけませんが、出版社や流通会社の紙書籍が自然災害や原材料価格の変動で影響を受けると、間接的に業務に影響が及ぶ場合があります。
- 規制・制度リスク
- 著作権法や電子書籍に関する規制が変更されると、契約や収益モデルに影響を与える可能性があります。
- 技術・システムリスク
- 電子書籍配信システムの障害やサイバー攻撃による情報漏洩は、信頼性低下や損失につながります。
- 電子書籍市場の成長を追い風に、売上・利益ともに増加傾向
- 海外展開や新しい電子コンテンツ事業の拡大も検討
- 間接リスクはあるものの、事業の安定性と収益基盤の強さが魅力
メディアドゥは、電子書籍流通という安定した収益モデルを持つ企業です。紙媒体や自然災害の影響は間接的ですが、投資家としては業績動向と電子書籍市場のトレンドを注視することが重要です。
株価は安定基調ですが、市場競争や規制の変化によって上下する可能性もあるため、中長期視点での投資が向いています。
※本記事は情報提供を目的としており、投資判断を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。
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ABOUT ME

FIREを目指して株式投資に挑戦し、学びをブログで発信中。
学生時代に取得した機械保全技能検定と第二種電気工事士を活かし、リーマンショック期に保全職として就職。
アベノミクス期に装置メーカーへ転職し制御設計を経験。
コロナ禍では工場勤務に転職し機械や設備の保守・点検やシステム導入に携わっています。
資格
●機械保全技能検定(電気系保全作業)
●第二種電気工事士
●エネルギー管理士
●2級ボイラー技士
●乙種第4類危険物取扱者