【2026年2月第4週まとめ】指数は停滞もテーマ回帰が鮮明|需給相場が主導した1週間
今週の東京株式市場を振り返る(2月24日〜2月27日)
2026年2月第4週の東京株式市場は、日経平均株価・TOPIXともに方向感を欠く展開が続きました。
一方で個別株市場では、テーマ回帰と需給主導の動きが重なり、連日活発な売買が確認された1週間となりました。
週を通して共通していたのは、指数の停滞とは対照的に、資金が特定テーマを軸に循環していた点です。
半導体・電子部品、資源・素材、グロース小型株――
単一テーマが相場を牽引するのではなく、日替わりで主役が入れ替わる形で資金が移動しました。
指数主導ではなく、「どのテーマに資金が向かっているか」「需給が改善しているか」この2点を見極めることが重要な1週間だったといえます。
今週の市場動向と物色の流れを、日別に整理します。
日別の市場動向まとめ
2月24日(火)
半導体・電子部品を軸にテーマ回帰が鮮明
週明け24日は、指数が小動きにとどまる中、半導体・電子部品関連への資金回帰が目立ちました。
業績や中長期テーマを背景に、直近まで調整していた銘柄が見直され、出来高を伴った反発が確認されています。
テーマ回帰を起点とした相場の立ち上がりを感じさせる一日となりました。
2月25日(水)
資源・素材株へ資金回帰、主役と2段目が分かれる展開
25日は前日の流れから一転し、資源・素材関連への資金シフトが進みました。
ただし、関連銘柄が一斉に買われる展開ではなく、主役銘柄と2段目以降で明確な差が生じた点が特徴です。
テーマ内での選別色が強まり、需給相場が次の段階へ進み始めたことを示す一日でした。
2月26日(木)
需給主導で急騰銘柄が続出、評価修正も交錯
26日は指数が引き続き重い動きとなる一方、個別株では急騰銘柄が相次ぎました。
大きな材料が見当たらない中でも、過去決算の評価修正や需給改善を背景とした上昇が目立っています。
短期資金の回転が加速し、値動きそのものが評価される相場環境が鮮明となりました。
2月27日(金)
グロース回帰と資源株物色が交錯、相場の幅が拡大
週後半27日は、グロース株への回帰と資源株物色が同時に進行しました。
テーマが複線化することで、市場全体としては指数以上に「動いている感覚」が強まっています。
需給相場の裾野が広がりつつあることを示す一日となりました。
今週特に目立った注目テーマ
半導体・電子部品へのテーマ回帰
週前半を中心に、中長期テーマとしての見直し買いが入りました。
資源・素材株への資金シフト
インフレ耐性や業績期待を背景に、資金の受け皿として機能しました。
需給主導の急騰相場
材料よりも需給改善が株価を押し上げる局面が続きました。
グロース回帰と物色の複線化
週後半にかけて、相場の幅が広がった点が印象的です。
週次総括|来週に向けた視点
- 指数主導の相場は引き続き期待しにくい
- テーマ回帰と需給相場は継続する可能性
- 急騰後の押し目形成と出来高維持が重要
- 指数が遅れて反応する展開にも注意
来週も、指数より個別、テーマより需給を重視した相場展開が想定されます。
先週の市場動向まとめはこちら
