【2026年2月第2週まとめ】指数は停滞、資金はテーマ横断で噴出した1週間
今週の東京株式市場を振り返る(2月9日〜2月13日)
2026年2月第2週の東京株式市場は、日経平均・TOPIXともに方向感を欠く一方で、個別株には明確な資金流入が続いた1週間となりました。
週を通して共通していたのは、指数停滞の裏で、資金がテーマを横断しながら市場全体へ拡散していった点です。
半導体、非鉄、インフラ、小型株、消費、製造業――
単一テーマが主役となる相場ではなく、テーマ・決算・需給を軸に、資金が同時多発的に動く相場環境が鮮明となりました。
指数主導ではなく、「どこに資金が入っているか」を見極めることが成果に直結する1週間だったといえます。
今週の市場動向・急騰銘柄・テーマ別の流れを1記事で整理した週まとめとして、本記事では日別に相場を振り返ります。
日別の市場動向まとめ
2月9日(月)
装置 → 非鉄 → インフラ → 小型株へ資金が順番に波及
週明け9日は、指数がほぼ動かない中、半導体装置関連を起点に、非鉄・インフラ・小型株へと資金が段階的に波及しました。
一つのテーマが終わると次のテーマへと資金が移動し、明確なローテーション相場の初動が確認できた一日です。
指数よりも「次に資金が向かう先」を意識する重要性が際立ちました。
2月10日(火)
機関投資家が複数テーマへ同時にポジション構築
10日は前日と異なり、半導体・非鉄・インフラへ同時に資金が流入する展開となりました。
単一テーマへの集中ではなく、複数セクターに分散してポジションを構築する動きが目立ち、機関投資家主導の相場色が一段と強まりました。
短期的な値動きよりも、出来高を伴った押し目形成が印象的な一日でした。
2月12日(木)
指数は停滞も、テーマ横断で資金が一斉噴出
12日は指数が膠着する中、半導体・非鉄・インフラ・小型株が同時に急騰しました。
テーマが一方向に偏ることなく、市場全体にリスクマネーが広がっている状況が明確になった一日です。
指数主導ではなく、材料・テーマ・需給を備えた銘柄が素直に評価されました。
2月13日(金)
小型株・消費・製造業まで資金が拡散
週末13日は、これまでのテーマに加え、小型株・消費関連・製造業まで資金が拡散しました。
決算評価とテーマ性が重なった銘柄を中心に、短期資金と中期視点の買いが同時に流入。
物色対象が市場全体へ広がったことを確認できる1日となりました。
今週特に目立った注目テーマ
テーマ資金のローテーション
半導体、非鉄、インフラ、小型株、消費、製造業へと、資金が日替わりかつ同時並行で循環しました。
大型株への波及
週前半はテーマ株中心でしたが、週後半にかけては主力株・中型株にも資金が拡散しました。
小型・値動きの軽い銘柄
指数停滞の環境下で、短期資金は引き続き小型株を選好しました。
指数と個別株の乖離
指数を見ているだけでは、この資金循環を把握することは困難な1週間でした。
週次総括|来週に向けた視点
- 指数主導の相場は引き続き期待しにくい
- テーマ横断型の資金循環は継続する可能性
- 決算評価をきっかけに主導株が生まれる可能性
- 指数が遅れて反応する展開にも注意
来週も、指数よりテーマ、全体より個別銘柄を重視した相場展開が続く可能性があります。
