【関通(9326)】一目基準線22日の下で横横…これは弱さか、それとも仕込みか?一目均衡表で読む株価の静寂
以前の記事では、関通(9326)の配当や株主優待の魅力に注目しました。
今回はその続編として、「なぜ株価が動かないのか?」をテクニカル視点から読み解きます。特に、一目均衡表の基準線を22日設定にして見たとき、現在の値動きが非常に特徴的な局面にあることが分かります。
関通(9326)の現在位置を一目均衡表で確認
現在のチャートは以下の特徴があります。
- 価格は雲の上を維持
- しかし基準線(22日)の下で横横
- 出来高が細っているのに株価が下がらない
- 値幅が異常なほど小さい
通常であれば、一目均衡表の基準線の下=弱いと判断されがちですが、この形は実は逆の意味を持ちます。
なぜ「基準線22日の下」で横横するのか?
一目均衡表の基準線(22日)は、直近1か月の価格中央値です。
ここを株価が上抜けると、
直近1か月で買った投資家の多くが含み益に入る
つまり、個人投資家が握りやすくなり、出来高が減り、集めにくくなります。
そのため大口や機関は、
基準線を明確に上抜けさせない位置で価格をコントロールする
という動きを取ることがあります。
これが、現在の関通のチャートで見られる「基準線22日の下での横横」の正体です。
弱い横横との決定的な違い
本当に弱い銘柄が基準線の下で横横すると、
- 徐々に出来高が減る
- 株価がジリジリ下がる
- やがて雲に潜る
しかし関通は逆です。
- 出来高が減っているのに下がらない
- 雲の上を維持し続けている
これは
売りたい人がいない状態
=集められた後、もしくは集められている最中の形。
出来高と値幅が教えてくれること
現在の値動きは、ボラティリティが極端に低い状態。
これは偶然ではなく、
株価が意図的に動かされていない
と解釈できます。
急騰前や再上昇前に、この「値幅が死ぬ」現象はよく見られます。
ファンダメンタルとの一致
前回の記事でも触れた通り、関通は
- 配当
- 株主優待
- EC物流という成長分野
を持つ銘柄です。
さらに現在は、4月の持株会社体制移行という評価が変わるタイミングを控えています。
テクニカルの静けさと、ファンダの変化タイミングが一致している点も見逃せません。
今後注目すべきポイント
この横横は、いつまでも続きません。
注目ポイントは明確です。
- 基準線(22日)を陽線で明確に上抜け
- 出来高の増加
- 遅行線の完全好転
この3つが揃ったとき、「なぜこの位置で横横していたのか」がはっきりします。
まとめ
- 基準線22日の下で横横=弱さではない
- 出来高減少でも下がらない=売り物がない
- 雲の上維持=上昇トレンド継続中
- ファンダの転換点とチャートが一致
今は「動かない時間」ですが、この時間こそが、最も意味のある時間かもしれません。
本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。
