【2026年3月第1週まとめ】地政学リスクで荒れる相場もテーマ株は強い|資源→グロースへ資金循環
今週の東京株式市場を振り返る(3月2日〜3月6日)
2026年3月第1週の東京株式市場は、中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が急騰し、週前半はリスクオフムードが強まる展開となりました。
指数は不安定な値動きとなる一方で、個別株市場ではテーマごとに資金が循環する動きが続きました。
週前半は
- エネルギー
- 資源
- 素材
といったインフレ関連テーマが物色され、短期資金は防衛的な動きが目立ちました。
しかし週後半になると相場の流れが変化します。
AI・半導体などのグロース株へ資金が回帰し、小型テーマ株にも短期資金が流入。
結果として今週は「リスクオフとテーマ株相場が同時進行する展開」となりました。
指数主導ではなく、どのテーマに資金が流入しているかを見極めることが重要な1週間だったといえます。
それでは今週の市場動向を日別に整理していきます。
日別の市場動向まとめ
3月2日(月)|中東情勢の緊迫化で原油急騰、資金は資源株へ
週明けの東京市場は、中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が急騰。
市場ではリスク回避の動きが強まり、資金は
- エネルギー
- 資源
- 素材
などインフレ関連銘柄へ集中しました。
指数は方向感に欠ける展開となる一方で、テーマ株には短期資金が流入し、個別株の値動きが目立つ1日となりました。
3月3日(火)|指数は軟調、ベアETF急騰
3日は市場全体にリスクオフムードが広がり、短期資金はベアETFへ流入しました。
その一方で
- 防衛
- 海運
- バイオ
などのテーマ株には短期資金が入り、指数と個別株の動きが大きく乖離する展開となりました。
短期資金主導の物色が目立つ1日でした。
3月4日(水)|リスクオフ継続、原油高と個別材料株が交錯
4日の市場も引き続きリスクオフ基調となりました。
原油高を背景に資源関連株が物色される一方で、個別材料株には短期資金が流入。
指数は弱い動きとなるものの、個別株では活発な売買が続き、テーマ株中心の相場環境が継続しました。
3月5日(木)|小型グロース株が急騰、テーマ株相場が加速
週後半になると市場の流れが変化。
短期資金は
- AI
- バイオ
- 量子
といった小型グロース株へ流入しました。
指数が軟調な中でも急騰銘柄が増加し、テーマ株主導の相場が強まった1日となりました。
3月6日(金)|AI・半導体が急反発、小型テーマ株にも資金流入
週末の東京市場では
- 半導体
- AI関連
などグロース株が急反発。
小型テーマ株にも短期資金が入り、急騰銘柄が増加しました。
指数以上に個別株の値動きが強く、現在の日本株市場がテーマ株主導の相場であることを改めて示す1日となりました。
今週特に目立った注目テーマ
地政学リスクと原油高
中東情勢の緊迫化を背景に、原油価格が急騰。
エネルギー・資源株が資金の受け皿となりました。
ベアETFへの資金集中
指数が軟調となる局面では、短期資金がベアETFへ集中。
リスクオフ相場の典型的な動きが確認されました。
AI・半導体グロース株の急反発
週後半になるとAI・半導体などグロース株が急反発。
テーマ回帰の動きが鮮明となりました。
小型テーマ株への短期資金流入
AI・バイオ・量子など小型テーマ株にも資金が流入。
急騰銘柄が増加し、テーマ株主導の相場が継続しました。
週次総括|来週に向けた視点
- 中東情勢と原油価格の動向
- AI・半導体テーマへの資金流入継続
- 指数より個別株重視の相場環境
現在の日本株市場は指数よりテーマ株、材料より需給という構造が強くなっています。
そのため今後も
- AI
- 半導体
- バイオ
- 量子
などのテーマ株には短期資金が流入しやすい展開が続く可能性があります。
来週も、指数よりもテーマと需給を重視した相場分析が重要になりそうです。
本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。
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