【システムズ・デザイン(3766)】上昇トレンド終了サイン?それでも株価が崩れない理由|チャートとファンダのズレを解説
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ホワイト企業に転職できたので次はFIREを目指します
週足チャートを見たとき、はっきりとした違和感がありました。
「これは上昇トレンドの初動に見える」
しかし、事業内容を見ると出版。
一般的に、長期トレンドが発生しにくい業種です。
では、なぜこのチャートになるのか。
その理由を決算から確認していきます。
なお、この銘柄に見られる週足のシグナルは、今週他の銘柄にも共通して現れていました。
同様に「評価フェーズ転換」が起きていた銘柄を、週テクニカルまとめで整理しています。
黒字転換が長期トレンド初動になる事例は、こちらの決算分析まとめで体系化しています。

一目均衡表の雲を完全に上抜け、移動平均線は順行、出来高も維持。
これは短期資金では絶対に作れない形です。
長期資金が時間をかけて拾っているチャートに見えます。
決算短信にはこう書かれています。
出版市場は前年比▲4.8%の縮小
にもかかわらず、同社は
と、極めて強い内容でした。
重要なのはここです。
前期は最終赤字。
今期はしっかり黒字。
長期で保有する投資家が見るのは、
「この会社、もう赤字に戻らないのではないか」
という安心感です。
成長期待ではなく、安定評価への転換。
会社の読者層は
景気に左右されにくい、実務ニーズのある分野です。
さらにセミナーや電子データ提供も伸長。
本は入口で、実質は実務家向け知識インフラに近い形になっています。
これはテーマ株の初動ではありません。
業績回復を確認した長期保有資金の流入
によって作られた、評価初動のチャートです。
派手な値動きはないかもしれませんが、
時間をかけて評価される銘柄特有の形です。
チャートの違和感は、決算を読むことで理由が見えてきます。
今回の動きは、まさにその典型例でした。
本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。