【2026年2月第1週まとめ】指数は停滞、資金はテーマを横断していた1週間
今週の東京株式市場を振り返る(2月2日〜2月6日)
2026年2月第1週の東京株式市場は、指数が方向感を欠く展開となる一方で、テーマ株を中心とした資金拡散がより鮮明になった1週間となりました。
週を通して共通していたのは、指数停滞の裏で、資金が日替わりで複数テーマへ横断していた点です。
半導体、素材、AI、インフラ、光学、銀行、小型株――
単一テーマではなく、市場全体に資金が循環する「ローテーション相場」の特徴がはっきりと現れました。
指数主導ではなく、「テーマ・資金の流れ・値動きの軽さ」を重視した相場環境が、決定的となった1週間でした。
今週見られた資金の横断的な動きは、前週からすでに兆候が現れていました。
テーマ株への資金集中が始まった起点は、こちらで詳しく解説しています。
今週の市場では、指数に方向感が出ないなかで、IRや材料によって需給や評価が変化した銘柄に資金が集中する展開が見られました。
実際にストップ高水準や年初来高値圏まで買われた銘柄をまとめた記事は、こちらで詳しく解説しています。
日別の市場動向まとめ
2月2日(月)
テーマ株集中の始まり
指数が動かない中、半導体・素材・AI・インフラ関連へ資金が集中しました。
「指数は止まっているのにテーマ株が強い」という、今週の流れを象徴する初日となりました。
2月3日(火)
複数テーマへ同時資金流入
半導体・素材に加え、貴金属・小型株まで同時に買われる展開となりました。
単一テーマ相場ではなく、「資金が広がり始めた」ことが確認できる重要な一日でした。
2月4日(水)
仕手株だけでは説明できない全面高
資源、化学、主力電機といった大型株側にも資金が波及。
テーマ資金が市場全体へ広がり始めたことが明確になりました。
2月5日(木)
銀行・精密部材まで拡散
半導体やAIに加え、銀行、精密部材、小型株まで同時に物色。
資金循環が完全に市場全体へ広がった一日となりました。
2月6日(金)
テーマ横断が完成
半導体素材、光学、インフラ、銀行と、セクターを超えた資金拡散が確認されました。
今週の相場構造が「完成形」に至った一日でした。
今週特に目立った注目テーマ
テーマ資金のローテーション
半導体・素材・AI・インフラ・光学・銀行へと、日替わりで資金が循環しました。
大型株への波及
週半ば以降、資源・化学・主力電機といった大型株にも資金が拡散しました。
小型・値動きの軽い銘柄
指数停滞の中、短期資金は小型株へ継続して流入しました。
指数と個別株の乖離
指数を見ているだけでは、この資金循環は把握できない1週間でした。
週次総括|来週に向けた視点
- 指数主導の相場は引き続き期待しにくい状況
- テーマ横断型の資金循環が継続する可能性
- 一部テーマが主導株へ発展する可能性
- 指数が遅れて反応する展開にも警戒
来週も、指数よりテーマ、全体より個別銘柄を重視した相場展開が続く可能性があります。
