【2026年2月3日株式市場】指数停滞の裏で「複数テーマへ資金移動」|半導体・素材・貴金属・小型株が同時高
日経平均株価は本日、指数としては方向感に乏しい推移となり、TOPIXも上値の重い展開となりました。
指数主導の相場が一服する中、短期資金はテーマ性の強い銘柄や値動きの軽い中小型株へと向かっており、個別株主導の相場展開がより鮮明となっています。
為替は円安水準を維持しているものの、指数全体を押し上げる動きにはつながらず、本日の市場では指数よりも材料性・需給要因・テーマ性を手掛かりとした売買が中心となりました。
本日のように半導体から素材・光学・精密部材へと資金が波及する背景については、前日の記事で詳しく解説しています。
市場背景・海外動向
本日は値上がり率ランキング上位に、半導体周辺工程・先端素材・精密部材・ロボティクス・貴金属ETFが同時に並ぶ、非常に特徴的な動きが見られました。
一見バラバラに見える銘柄群ですが、資金の流れには一貫性があり、
半導体 → 周辺工程 → 素材 → 精密部材 → ロボティクス → 貴金属(インフレ・有事ヘッジ)
という産業チェーンとマクロテーマが同時進行する形で物色が広がっています。
注目テーマ別の動き
成長・グロース株(小型株中心)
- マイクロ波化学(9227)
- QDレーザ(6613)
- イメージ情報開発(3803)
- キャンバス(4575)
- CYBERDYNE(7779)
- ヒーハイスト(6433)
業績というより、AI・医療・次世代技術・精密制御といったテーマ性と需給を背景にした値幅取りの動きが中心です。
指数停滞局面では、こうした銘柄に資金が向かいやすい地合いが継続しています。
本日の急騰事例として、マツモト(7901)の動きも参考になります。
化学・素材/先端素材関連
- 住友化学(4005)
- ユニチカ(3103)
- モリテック スチール(5986)
- エムケー精工(5906)
半導体材料・機能性素材・加工素材といった分野に資金が集中しました。
装置だけでなく、材料側へ資金が広がっている点が本日の特徴です。
半導体・半導体装置・周辺工程
- キオクシアホールディングス(285A)
- TDK(6762)
- 京セラ(6971)
- メイコー(6787)
- AIメカテック(6227)
- マルマエ(6264)
- MARUWA(5344)
- フジクラ(5803)
- santec Holdings(6777)
- 安川電機(6506)
検査・光学・基板・精密部材・ロボティクスといった、半導体製造に不可欠な分野へ資金が向かっています。
これは単なる半導体物色ではなく、
装置 → 材料 → 基板 → 光学 → 自動化
という深い産業チェーンに沿った資金移動が起きていることを示しています。検査・光学・基板・精密部材・ロボティクスといった、半導体製造に不可欠な分野へ資金が向かっています。
半導体テーマがどのように装置から材料・検査へと波及していくのかは、下記の記事で詳しく解説しています。
貴金属ETF(インフレ・資源高・有事ヘッジ)
- 純金上場信託(現物国内保管型)
- 純プラチナ上場信託(現物国内保管型)
- 純パラジウム上場信託(現物国内保管型)
- WisdomTree パラジウム上場投信
- WisdomTree 白金上場投信
金・白金・パラジウムが同時に上昇しており、インフレ・資源価格上昇・有事ヘッジの資金が流入していることが読み取れます。
半導体と同時にここが買われるのは、マクロ資金主導の強気相場特有の動きです。
まとめ|指数は停滞も「材料がある銘柄」へ資金が集中
- 日経平均・TOPIXは方向感に乏しい展開
- 半導体主力ではなく、周辺工程・素材・光学・基板へ資金波及
- 機能性化学素材が全面高
- AI・医療・精密制御の小型株に短期資金集中
- 貴金属ETFにマクロ資金流入
- 産業チェーンとマクロテーマが同時進行
指数が動かない局面では、テーマ構造と資金循環の理解がそのままリターンに直結する相場が継続しています。
本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。
