【2026年1月第5週まとめ】指数停滞でも半導体へ資金が戻る1週間|金ETF急騰が示した相場の変化
今週の東京株式市場を振り返る(1月26日〜1月30日)
2026年1月第5週の東京株式市場は、指数が方向感を欠く展開となる一方で、テーマ株を中心とした資金集中がより鮮明になった1週間となりました。
週前半は貴金属ETFの急騰をきっかけに、素材株や小型株へ資金が流入。
週後半にかけては半導体テーマが次の段階へ進み、装置関連から加工・接続・材料・検査・AI関連へと物色が広がる展開となりました。
指数主導ではなく、「テーマ・資金の流れ・値動きの軽さ」を重視した相場環境が決定的となった一週間でした。
今月の市場全体の流れはこちらでまとめています。
日別の市場動向まとめ
1月26日(月)
貴金属ETF急騰、素材・小型株に資金集中
金ETFが急騰し、相場の資金が安全資産および素材関連へ向かう動きが見られました。指数は落ち着いた値動きとなる中、テーマ性のある銘柄や小型株への物色が活発化しました。
1月27日(火)
指数停滞の裏でテーマ株が一斉始動
日経平均・TOPIXともに方向感に乏しい展開となりましたが、半導体・素材・宇宙関連などテーマ性の強い銘柄に資金が集中しました。指数とは無関係に個別株が動く相場展開が目立ちました。
1月28日(水)
半導体テーマは「次の段階」へ
半導体関連の中でも、装置メーカーだけでなく「切る・磨く・つなぐ」といった加工・接続に関わる銘柄へ資金が波及しました。テーマの深化が確認できる重要な一日となりました。
1月29日(木)
金ETF総噴火、相場は有事モードへ
金ETFの大幅上昇が目立ち、相場の資金がリスク回避姿勢を強める動きが見られました。一方で千代田化工やオキサイドなどテーマ性の強い銘柄が急騰し、逃避資金とテーマ資金が同時に動く異例の展開となりました。
1月30日(金)
半導体テーマが材料・検査・AI関連へ波及
半導体テーマはさらに広がりを見せ、材料株、検査関連、AI関連銘柄へと資金が波及しました。テーマの「拡散」が確認できる一日となりました。
今週特に目立った注目テーマ
貴金属・素材関連
金ETFの急騰をきっかけに、素材株や関連銘柄への資金流入が目立ちました。相場のリスク回避姿勢を象徴する動きとなりました。
半導体テーマの深化
装置関連から加工・接続系銘柄へ物色が広がり、テーマの中身が一段と深まりました。
半導体テーマの拡散(材料・検査・AI)
週後半には材料株、検査関連、AI関連銘柄へと資金が波及し、テーマの広がりが確認されました。
小型・値動きの軽い銘柄
指数が停滞する中、短期資金は値動きの軽い小型株へ集中する傾向が継続しました。
週次総括|来週に向けた視点
- 指数主導の相場は引き続き期待しにくい状況
- テーマ株・小型株中心の物色環境がより鮮明に
- 半導体テーマは深化から拡散フェーズへ移行
- 金ETFの動向は相場の地合いを測る重要指標に
来週も指数よりテーマ、全体より個別銘柄を重視した相場展開が続く可能性があります。
なお、前週の相場動向については、【2026年1月第4週 市場まとめ】にて詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
