テクニカル
PR

【塩水港精糖(2112)】なぜ静かに上がり続けているのか?決算とチャートから読み解く本物の上昇トレンド

my-next-goal-is-fire
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

指数が方向感を欠くなか、静かに、しかし力強く上昇を続けている銘柄があります。
塩水港精糖です。

派手な材料やテーマ性があるわけではありません。
それでもチャートは崩れず、押し目を作りながら上昇トレンドを継続しています。

この動きは偶然ではありません。
決算内容と外部環境を照らし合わせると、「なぜ評価されているのか」がはっきりと見えてきます。

今週のテクニカル分析はこちらでまとめています。

あわせて読みたい
2026年1月第4週|決算・材料で評価が変わった6銘柄|ブレイク・初動・継続トレンドを総整理
2026年1月第4週|決算・材料で評価が変わった6銘柄|ブレイク・初動・継続トレンドを総整理
スポンサーリンク

テクニカル分析:トレンドの質が非常に高い

  • 長期移動平均線のパーフェクトオーダー
  • 株価は雲を大きく上回り、雲も右肩上がり
  • MACDは高値圏で横ばい(強トレンド特有)
  • 出来高は上昇局面で増加

これはトレンド初動ではなく、継続フェーズの形
「押せば買われる」状態に入っています。

決算のポイント:派手ではないが非常に質が良い

2026年3月期 中間決算

  • 売上高:16,667百万円(+3.1%)
  • 営業利益:1,448百万円(+1.9%)

特筆すべきは砂糖事業の利益。

砂糖事業 セグメント利益 1,973百万円(+4.0%)

本業が着実に伸びている点が、この上昇の土台になっています。

なぜ利益が出やすい環境に入っているのか

決算資料には重要なヒントがあります。

  • 原糖価格は下落傾向
  • 国内販売価格は維持
  • 業務用・飲料向け販売は猛暑やインバウンドで好調

つまり、

原価は下がり、売値は維持、数量は増加

という、製糖会社にとって理想的な収益環境が生まれています。

これは一時的な材料ではなく、構造的な追い風です。

中間純利益+43%の中身を正しく見る

中間純利益は大幅増ですが、

投資有価証券売却益 605百万円(特別利益)

による影響も含まれます。

しかし重要なのは、これを除いても営業・経常利益は堅調という点。
見かけだけの好決算ではないことが分かります。

財務改善が株価を押し上げている

  • 有利子負債 844百万円削減
  • 純資産 +1,584百万円
  • 自己資本比率 56.5% → 59.6%

「儲かって、借金を減らし、現金が増えている」状態。

市場が最も評価する財務内容に変化しています。

通期予想は控えめ=上方修正余地

会社側の通期予想は据え置き。
内容を見る限り、保守的な印象が強く、上方修正の余地も感じられます。

まとめ

塩水港精糖の上昇は

  • テーマ株でも材料株でもなく
  • 本業の利益増加
  • 外部環境の追い風
  • 財務体質の改善

によって評価され始めた本物の上昇トレンドです。

チャートが崩れない理由は、決算にしっかりと表れています。

指数が不安定な今の相場だからこそ、こうした「中身で上がっている銘柄」に資金が向かっているのかもしれません。

本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

ABOUT ME
双樹
双樹
保全士・制御系エンジニア
FIREを目指して株式投資に挑戦し、学びをブログで発信中。

学生時代に取得した機械保全技能検定と第二種電気工事士を活かし、リーマンショック期に保全職として就職。
アベノミクス期に装置メーカーへ転職し制御設計を経験。
コロナ禍では工場勤務に転職し機械や設備の保守・点検やシステム導入に携わっています。

資格
●機械保全技能検定(電気系保全作業)
●第二種電気工事士
●エネルギー管理士
●2級ボイラー技士
●乙種第4類危険物取扱者
スポンサーリンク
Recommend
こちらの記事もどうぞ
記事URLをコピーしました