【2026年1月21日株式市場】指数は方向感欠くも個別物色は活発
日経平均株価は前日比で方向感に乏しい推移となり、TOPIXも戻りの鈍い展開となりました。
指数主導の相場が一服する中、短期資金は引き続きテーマ性の強い銘柄や値動きの軽い中小型株へと向かっており、個別株主導の相場展開がより鮮明となっています。
為替は円安水準を維持しているものの、指数全体を押し上げる動きにはつながらず、本日の市場では指数よりも材料性・需給要因を手掛かりとした売買が中心となりました。
市場背景・海外動向
海外市場では、米国株・欧州市場ともに大きな混乱は見られず、全体として落ち着いた推移が続いています。
金融政策や今後の経済指標を見極めたいとの姿勢が強く、投資家心理は慎重ながらも安定的な状況にあります。
国内市場では、指数の上値が重い一方で、指数調整局面においても中小型株・テーマ株への物色意欲は依然として高く、全体指数よりも個別銘柄の値動きが目立つ一日となりました。
注目テーマ別の動き
成長・グロース株(小型株中心)
本日は、東証グロース市場を中心に短期資金の流入が顕著となりました。
- アライドアーキテクツ(6081)
- GRCS(9250)
- トラース・オン・プロダクト(6696)
- note(5243)
- グリーンモンスター(157A)
いずれも出来高を伴った急騰となっており、業績要因よりもテーマ性・需給改善・短期資金流入を背景とした値動きが中心といえます。
指数が方向感を欠く局面では、こうした値動きの軽いグロース株が選好されやすい地合いが続いています。
本日のグロース株の中で特に目立ったのはアライドアーキテクツです。
出来高が急増しており、明確に短期資金主導の展開となっています。
また、GRCSは指数停滞局面においても相対的な強さを示しており、テーマ性に加え、業績改善期待も意識された動きといえます。
バイオ・ヘルスケア関連
バイオ・ヘルスケア関連株にも引き続き物色が入りました。
- ヘリオス(4593)
- ファンペップ(4881)
- イメージ ワン(2667)
材料の有無にかかわらず、短期資金が集まりやすいセクター特性から、需給主導での値動きが目立ちました。
引き続きボラティリティの高い展開が想定され、資金の出入りには注意が必要なセクターといえます。
化学・素材/先端素材関連
化学・素材分野では、テーマ性を伴った銘柄が大きく動きました。
- チタン工業(4098)
- 有機合成薬品工業(4531)
- 伊勢化学工業(4107)
EV・半導体・先端素材といった中長期テーマを意識した買いが入り、
バイオ関連と比較すると、比較的資金が定着しやすい動きが確認されました。
製造業・実体経済関連
実体経済に紐づく銘柄の一角にも、まとまった資金流入が見られました。
- ローツェ(6323)
- KOKUSAI ELECTRIC(6525)
- 古河電気工業(5801)
- フジクラ(5803)
指数の動きとは切り離され、業績回復期待やテーマ性を背景とした個別物色が進んだ印象です。
まとめ|指数は様子見も個別物色は継続
- 日経平均・TOPIXは方向感に乏しい展開
- 指数主導の上昇はいったん一服
- グロース株・化学/素材・半導体関連への短期資金流入が顕著
- 指数停滞局面では、材料性・テーマ性・需給改善を軸とした銘柄選別が中心
指数の方向感が見えにくい局面では、引き続き個別テーマ株を中心とした循環物色が続く可能性が高いと考えられます。
※本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
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