【青天井分析】ジェコス(9991)決算で評価一変|週足ブレイク後の上値余地を検証
ジェコスは、2026年3月期第2四半期決算をきっかけに市場評価が変わりつつあります。
売上の伸びは限定的である一方、利益が大幅に拡大しており、これまでの「安定だが地味」という評価から、利益成長を伴うインフラ株へと見方が変化しています。
加えて、株価は週足で長期レジスタンスを上抜け、上値に明確な抵抗線が存在しない“青天井局面”に入りました。
本記事では、決算内容と週足テクニカルを軸に、ジェコスの上値余地と投資妙味を整理します。
※ 投資判断の参考として、証券会社の最新レポートや口座情報もあわせてご確認ください。
ジェコスの事業概要
ジェコスは、重仮設鋼材の賃貸・販売を中心に、仮設工事の設計・施工、建設機械レンタルまでを一体で手がける建設関連企業です。
単なる「鋼材貸し」ではなく、
- 仮設工事
- 設計・施工
- 建設機械レンタル
までを内製化している点が特徴で、案件ごとに付加価値を積み上げられる収益構造を持っています。
2026年3月期 第2四半期決算の要点
業績ハイライト(前年同期比)
- 売上高:549億円(+2.1%)
- 営業利益:37億円(+35.6%)
- 経常利益:41億円(+51.0%)
- 最終利益:27億円(+57.0%)
- 中間配当:25円(増配)
今回の決算で注目すべき点は、売上以上に利益が伸びていることです。
これは一時的な要因ではなく、仮設工事を中心とした高付加価値分野へのシフトと、採算性重視の案件選別が進んだ結果と考えられます。
週足テクニカル分析|青天井入りの根拠

レジスタンス→サポート転換
- 旧レジスタンス:1,485円
- 現在株価:1,575円(週足)
長期にわたって上値を抑えていた1,485円を明確に上抜け、同水準はサポートラインへ転換したと判断されます。
一目均衡表
- 2025年4月25日週:雲上へ浮上
- 以降、雲を割らず推移
中長期トレンドは明確な上昇基調です。
オシレーター系指標
- 2025年10月31日週:ストキャスティクス ゴールデンクロス
- 2026年1月12日週:MACD ゴールデンクロス
時間差で買いシグナルが点灯しており、トレンドの信頼性は高い状態といえます。
テクニカルが整った局面では、売買ツールやチャート環境の使いやすさも重要になります。
上値余地の考察|値幅観測と出来高
値幅観測(Measured Move)
- レンジ下限:約1,200円
- ブレイクポイント:1,485円
→ レンジ幅:約285円
上値目標
- 第1目標:1,750〜1,780円
- 第2目標:1,880〜1,920円
- 第3目標:2,000円前後
現在、上部価格帯に大きな出来高のしこりはなく、出来高を伴えば値幅が伸びやすい環境です。
同業比較|なぜジェコスが選ばれるのか
建設セクターには、技術特化型(技研製作所)、工事特化型(ライト工業、不動テトラ)などがありますが、ジェコスはその中間に位置します。
- 安定性(インフラ・公共工事)
- 成長性(仮設工事・海外展開)
- 還元姿勢(増配)
これらを同時に備えており、「ディフェンシブだが伸び代がある」点が最大の強みです。
すでに評価が進んだ同業と比べると、ジェコスは
業績改善に対して株価評価が追いついていない“出遅れポジション”
と位置付けられます。
リスク・注意点
- 週足終値で1,485円割れ:トレンド否定
- 建設コスト上昇による利益率悪化
- 大型案件の延期・中止リスク
これらが顕在化しない限り、上昇トレンドは維持される可能性が高いと考えられます。
中長期投資では、手数料や情報ツールの差がパフォーマンスに影響します。ご自身の投資スタイルに合う環境を一度見直してみてください。
まとめ|決算×青天井銘柄としての評価
ジェコスは、
- 利益成長を伴う好決算
- 週足での長期レンジブレイク
- 上値に抵抗のない青天井構造
という条件がそろった局面にあります。
短期的には1,700円台、中期的には1,900円台、環境次第では2,000円超えを試す展開も視野に入る状況です。
建設セクターの中で「次に評価される銘柄」を探す投資家にとって、注目度の高い一社といえるでしょう。
※本記事は投資判断を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
