【2025年11月急騰株ランキング】AI・TOB・創薬関連の注目銘柄を総整理
2025年11月の株式市場では、個別材料を手掛かりとした急騰銘柄が数多く登場しました。特にTOB(公開買付)関連の銘柄が強い値動きを見せ、AIや創薬などのテーマ株にも資金が流れました。
本記事では、11月に急騰した主要銘柄をテーマ別に整理し、なぜ買われたのかをわかりやすく解説いたします。来月の相場を考える上でも重要なポイントが多いため、情報収集の参考としてご活用ください。
材料株が主役の展開に
11月は、個別材料によって株価が大きく動いた「テーマ別相場」が目立ちました。特に注目されたのがTOB関連です。フォーラムエンジニアリングや杉田エースが買付報道や正式発表を受けて急騰し、M&A期待の高まりが市場全体に波及しました。また、生成AIの普及拡大や量子技術の政策強化を背景として、AI関連株にも新たな資金が流入しています。
加えて創薬分野でも、大手製薬企業との共同研究や技術提携といったポジティブなニュースが続き、バイオ株が再び物色される展開となりました。このように、11月は多様なテーマが同時に動く、材料株中心の相場環境だったと言えます。
11月の急騰銘柄まとめ
TOB・M&A関連
11月に最も注目を集めたテーマがTOB関連です。フォーラムエンジニアリングは買付報道をきっかけに大幅高となり、市場ではプレミアム価格を意識した取引が増えました。続いて杉田エースはUMKによるTOBが正式発表され、想定買付価格へ向けて急速に株価が上昇しました。
TOB関連は情報の確度が高いほど価格が一方向に動きやすく、短期間で大きな値幅が出ることから、個人投資家の関心も強まりました。11月は特にTOBニュースが多かったため、テーマとしての存在感が大きく、月間を象徴する動きとなりました。
該当銘柄
AI関連株
AI関連は11月も強いテーマとなりました。note(5243)はNAVERとの資本提携が発表され、生成AIを活用したコンテンツ強化に期待が高まりました。データセクション(3905)はNVIDIA製GPUを搭載したAIサーバー構築への取り組みと黒字化見通しが評価され、投資家の注目を集めました。
またNEC(6701)は高市首相による量子技術の国策強化が追い風となり、量子×AIという大型テーマで買いが入りました。さらにコレックHD(6578)はAIや建設テックなど複数テーマを併せ持つ点が評価され、テーマ株物色の流れに乗りました。AIは依然として市場の中心的テーマであり、関連銘柄の物色は今後も続く可能性があります。
該当銘柄
バイオ・創薬関連
バイオ分野では11月に複数の材料が登場し、創薬関連株がまとまって物色されました。コスモ・バイオ(3386)は鶏卵を用いたバイオリアクター技術が話題となり、新規の実験・製造手法として市場の関心が集まりました。
PRISM BioLab(206A)は小野薬品との創薬提携を発表し、大手との連携強化が評価されました。またラクオリア創薬(4579)はアステラス製薬と共同研究の進展が明らかになり、今後のパイプライン拡充期待が高まりました。創薬関連は決算やIRの影響を受けやすいテーマですが、11月はポジティブな材料が重なり、バイオ株が復調するきっかけとなりました。
該当銘柄
業務提携・国策支援
業務提携関連ではWelby(4438)がNTTドコモ子会社との連携を発表し、ヘルスケア×DX分野の拡大期待が高まりました。この分野は医療データの活用や遠隔診療の普及など、国策としても注目度が高いため、ポジティブニュースが出た際の反応が大きくなる傾向があります。
またNEC(6701)は量子技術に関する国策支援に関連し、セキュリティ強化や計算能力の向上が今後の成長ドライバーとして意識されました。業務提携や政策テーマは市場の注目度が高く、一度材料が出ると継続して買いが入りやすい点が特徴です。
該当銘柄
決算・その他テーマ株
個別要因で買われた銘柄として、ネクストジェン(3842)やTOA(6809)が挙げられます。いずれも決算や直近の材料を背景に株価が上昇し、テーマ株とは異なる流れで個別に物色されました。
精工技研(6834)やエスクリ(2196)についても、決算動向や材料の有無に関わらずテクニカル要因を含めた買いが入り、11月の急騰銘柄として取り上げられました。これらの銘柄は短期的な値動きが中心ではありますが、テーマ株とは異なる視点から市場の注目を集めたと言えます。
該当銘柄
来月の注目ポイント
12月は年末相場に向けてテーマ株の物色が強まりやすい局面です。特に政府の政策発表や大型企業の技術発表が集中しやすい時期であり、AIや量子技術といった国策関連のテーマは引き続き注目されます。また、医薬品・創薬関連は年末までに研究発表が増える傾向があり、ポジティブなIRが出た場合は短期的な大幅高につながるケースもあります。加えて、TOB関連は12月も継続する可能性があり、M&Aの話題が出た際には株価が動きやすくなります。11月のテーマを踏まえると、12月も材料株中心の相場が期待されます。
