2025年9月8日の日経平均株価は43,643円で大幅高｜＋625円の上昇、TOPIXは最高値更新

本日（2025年9月8日）、日経平均株価は前日比625円高の43,643円で取引を終え、上昇率は1.45％となりました。TOPIXも終値ベースで過去最高値を更新し、幅広い銘柄に買いが入る理想的な展開となりました。

本記事では、本日の株価動向の背景と今後の注目ポイントについて詳しく解説します。

本日の日経平均株価の数値

2025年9月8日の日経平均は、終値が43,643.81円、前日比で+625.06円（+1.45%）となり、大幅高で取引を終えました。

始値は43,451.07円で、取引中の高値は43,838.60円、安値は43,343.58円でした。売買高は19億4,793万株、売買代金は4兆4,989億円となり、取引は活況を呈しました。

上昇の背景

本日の株価上昇は、いくつかの要因が重なった結果です。まず、石破首相の辞任表明により政治リスクが一時的に後退し、次期政権の政策への期待が市場を押し上げました。

さらに、ドル/円は148円前後で底堅く推移し、輸出関連株の上昇を後押ししました。そして、米国株市場の堅調な動きが日本株にも波及し、投資家心理をさらに支える形となりました。これらの要因が相まって、日経平均は大幅高で取引を終えることになったのです。

今後の注目ポイント

今後の株価動向を左右する要因として、まず短期的には43,800円付近での戻り売り圧力に注意が必要です。この水準では売り圧力が強まる可能性があり、投資家は慎重な姿勢が求められます。

中期的には、為替の動向や次期政権による政策発表が市場の方向感を決める重要な要素となります。

また、週末に控えるメジャーSQ（9月12日）に向けたポジション調整も意識しておく必要があります。これらの要素を踏まえ、冷静かつ柔軟に相場の動きを見極めることが重要です。

まとめ：政治要因と円安が相場を支える

本日は、政治要因の後退と円安進行が重なり、幅広い銘柄に買いが入る理想的な上昇相場となりました。TOPIXの過去最高値更新は、日経平均だけでなく市場全体の強さを示しています。

双樹

保全士・制御系エンジニア

FIREを目指して株式投資に挑戦し、学びをブログで発信中。

学生時代に取得した機械保全技能検定と第二種電気工事士を活かし、リーマンショック期に保全職として就職。
アベノミクス期に装置メーカーへ転職し制御設計を経験。
コロナ禍では工場勤務に転職し機械や設備の保守・点検やシステム導入に携わっています。

資格
●機械保全技能検定（電気系保全作業）
●第二種電気工事士
●エネルギー管理士
●2級ボイラー技士
●乙種第4類危険物取扱者