【2025年11月12日】本日の急騰株まとめ：AI・半導体・資源関連に買い集中

2025年11月12日の東京株式市場では、AI・半導体・資源関連銘柄を中心に大きな値上がりが見られました。

日経平均株価も上昇し、投資家の買い意欲が高まっています。とくに、生成AI需要の高まりやエネルギー価格の上昇を背景に、関連企業へ資金が集まりました。

この記事では、本日の急騰株上位銘柄とその背景となったテーマをわかりやすく解説します。

本日の値上がり率ランキングでは、ジオマテック（6907）・三井海洋開発（6269）・三井金属（5706）が上位を占めました。それぞれの急騰理由を見てみましょう。

ジオマテック（6907）

電子部品の薄膜加工を得意とする企業で、同社が発表した「次世代半導体パッケージ向け特殊キャリア『HRDP®』の事業化促進」というIRと、三井金属との協業強化があります。

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三井海洋開発（6269）

洋上で石油やガスを生産する「海上開発設備」を手掛ける企業です。通期連結業績予想および配当予想の修正を受け急騰しました。

三井金属（5706）

銅やリチウム電池材料を扱う非鉄金属メーカーで、同社が発表した「次世代半導体パッケージ向け特殊キャリア『HRDP®』の事業化促進」というIRと、ジオマテックとの協業強化があります。

今日の相場では、特に「AI」「半導体」「資源エネルギー」の3つが主要テーマとして意識されました。

まず、AI関連株ではユビキタスAIやエクサウィザーズが急騰しました。生成AIの実用化が進むなか、ソフトウェア開発や医療分野での活用が注目されています。人手不足を補う技術としての期待も大きく、今後も人気が続きそうです。

次に、半導体関連株では、ジオマテックやメック、オプトランなどが上昇しました。企業の設備投資が再開し、国内の半導体供給体制強化が進んでいます。特にAIサーバーや車載向けの需要が強く、今後の成長が見込まれます。

そして、資源・エネルギー関連株では、三井海洋開発や三井金属、日揮ホールディングスが注目を集めました。エネルギー価格の上昇や、資源確保に向けた国の方針が市場の支えとなっています。これらのテーマは今後も長期的に続く可能性があります。

本日の市場では、AI・半導体・資源関連が同時に上昇する動きが見られました。短期的には利益確定の動きも予想されますが、テーマ性の強い銘柄には引き続き注目が集まりそうです。

投資家の関心は明確に「次世代技術」と「エネルギー安全保障」に向かっています。

双樹

保全士・制御系エンジニア

FIREを目指して株式投資に挑戦し、学びをブログで発信中。

学生時代に取得した機械保全技能検定と第二種電気工事士を活かし、リーマンショック期に保全職として就職。
アベノミクス期に装置メーカーへ転職し制御設計を経験。
コロナ禍では工場勤務に転職し機械や設備の保守・点検やシステム導入に携わっています。

資格
●機械保全技能検定（電気系保全作業）
●第二種電気工事士
●エネルギー管理士
●2級ボイラー技士
●乙種第4類危険物取扱者