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日本国土開発、2025年9月に久々の高騰—株価532円の背景とは?

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2025年9月8日、日本国土開発(1887.T)の株価は前日比+25円(+4.93%)の532円で取引を終了しました。出来高は115万株と増加し、年初来高値の538円に迫る展開となっています。

株価上昇の背景

  • 高配当利回りによるインカム需要
    • 予想配当利回りは4%超と東証プライム市場でも比較的高水準。
    • 安定したキャッシュフローを背景に、配当狙いの投資家から継続的な需要があります。
  • 公共投資・再エネ分野の拡大期待
    • 主力の土木・建築事業に加え、再生可能エネルギー事業を成長ドライバーと位置付けており、中長期的な事業拡大への期待感が株価を支えています。
  • テクニカル要因
    • 株価は年初来高値圏にあり、直近の買い需要が流入しやすい状況。

特に530円台突破の可否が今後の株価モメンタムを左右する可能性があります。

バリュエーション指標

  • PER:21〜32倍(セクター平均と比較するとやや割高)
  • PBR:0.6〜0.7倍(解散価値に対して割安水準)
  • 時価総額:約475億円

PBRの低さから資産面での割安感はありますが、PERは一定の織り込みが進んでおり、利益成長の持続性が問われる局面です。

投資家視点でのポイント

  • 配当利回り4%超 → 高配当銘柄としての位置づけ
  • ✅ 公共投資に強い安定収益 → 業績ブレ幅が比較的小さい
  • ✅ 株価は高値圏 → 短期的には利益確定売りにも警戒
  • ⚠️ リスク要因:建設業特有の景気依存性、資材価格の上昇、人材不足

今後の注目材料

  • 2025年10月中旬の決算発表:通期見通しの修正有無が焦点
  • 再エネ事業の進捗:収益源の多角化に向けた具体的成果
  • インフラ関連政策:公共投資の拡大有無

まとめ

日本国土開発は、高配当利回りと資産面での割安感を併せ持つ一方、株価はすでに年初来高値圏に位置しています。中長期では再エネ分野の成長余地が投資テーマとなりますが、短期的にはテクニカルな節目での攻防が焦点となるでしょう。

※本記事は情報提供を目的としており、投資判断を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。

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